番号の謎
裏返してデザインの名前や年代を考察するにあたり、
ときどき、意味の分からない番号がありました。
例えば、こちら ↓
Flamingo Bambus の素敵な柄の2つですが、
裏返すと 「2008/1」 や「 2000/2 」と記されています。
お皿の状態がとてもよかったのもあり、もしかしたら、復刻版で2008年や2000年に出したもの?とさえ思っていました (笑)。
でも、Klassisk fajanse fra Figgjo og Stavanger を読み、めでたくこの謎は解かれました。
これはお皿の形状を示す番号だったのです!!!
今まで注目していなかったのですが、陶器のモデルというのがいろいろあるようです。
その中で、Flamingoのモデルでは、取っ手付きの形であったり、長四角であったり、正方形であったり、それぞれの形に番号がつけられていたのです。
その形と番号を示した資料が詳しく掲載されていました。
すっきり~~~
なんだか、かなりオタクになった気分です笑!
ちなみに 「ovnsildfast」や「ildfast」 とは耐火性という意味で、1957年以降、flamingoのシリーズで製造されるようになったそうです。オーブンからアツアツのまま食卓へ。寒い北欧では大ヒットの食器だったかもしれませんね。
おまけ:Flamingo Bambusの過去の記事はこちら↓