マガジンのカバー画像

Stavangerflint&Figgjoデザイン

64
Stavangerflint&Figgjoのデザインを集めました。楽しんでいただけたなら嬉しいです!
運営しているクリエイター

#IngerWaage

Stavangerflint & Figgjo

ノルウェーで出会ったデザイン 私が夢中になって集めたものを これから一つずつ紹介します ただただ、そのデザインを愛でるのを目的とします 食器の大きさや値段の記載はナシ! あとはフリガナをふりません(ノルウェー語のまま楽しみましょう) 古いもの、数が限られているもの、壊れずに形残っているもの こんな素敵なデザインをした作家をリスペクトします どうぞ、いろいろなデザインを見て楽しんでください

Barnas trafikk

作品名:Barnas trafikk 年代:1977~1978年 作家:Inger Waage 特徴:子供、交通安全、子供用食器 製品:プレート、カップ、子供用ボウル Inger Waageさんのデザインで、こんなものがあったなんて!と驚きました。とても可愛らしく、漫画みたい。40年以上も前に作られた物なのに、ノスタルジー感はほとんどど感じられません。あえて言うなら、パンタロン的なズボンでしょうか? 彼女は他にも子供向けの食器のデザインで、Alfabetet や

Honey

作品名:Honey 年代:1970年~1978年 作家:Inger Waage 特徴:黄色ベースに茶色とモスグリーンの太めのライン 製品:プレート、カップ&ソーサー、ティーポット、コーヒーポットなど  ハンドペインティングで、シンプルなデザイン。 黄色が強めの温かみのある、シックな色合いです。 こういうデザインは地味に見えますが、実は食べ物を引き立たせ、飽きのないデザインだと思います。個人的には少し肌寒くなった秋から冬にかけて使いたい製品です。ちなみに、これはオ

Sera

作品名:Sera 年代:1964~1979年 作者:Inger Waage 特徴:茶色、黒い線、花、幾何学的 製品:プレート、カップ&ソーサー、バターウォーマー、ティーポットなど  茶色ベースに黒の装飾は当時、珍しくて目立ったそうです。 Ingerさんによる、なかなか大胆なデザインです。 花のような、ちょっと目のような・・・吸い込まれそう。 取っ手の柄もスキです 裏印:Stavangerflint  Ildfast とは耐熱性という意味でオーブンから食卓へ

Flamingo Bambus

作品名:Flamingo Bambus 年代:1958~1967年 作家:Inger Waage (1923~1995)、1953年Stavangerflintの新製品の初リーダー、~1979年Stavangerflintがなくなるまで活動した。 特徴:淵が黄色に細い黒線、魚、柑橘類、緑、オスロ国立美術館に展示 製品:プレート、カップ&ソーサー、ソルト&ペッパー、ティーポットなど     淵の黄色に黒線が特徴的、黄・青・緑、夏っぽい           こちらの魚

Mesterkokken

作品名:Mesterkokken (Chef) 年代:1961~1963年 作家:Inger Waage (1923~1995)、Stavangerflint (1979年閉鎖)と共に生きた作家 特徴:料理長、イエロー&ブラウン(マルチカラー)、ブルーの2パターン、 製品の形:プレート、蓋つきポット、ソルト&ペッパー、ジャーなど レトロな色が素敵です。 何ともいえない淡い色合い プレート裏印:Stavangerflint、こちらは耐熱性でない普通のタイプ ブルー

Good morning

作品名:Good morning 年代:1958年 作者:Inger Waage 特徴:線と丸、シンプル、イエロー、少し幾何学的、朝食 製品:プレート、コーヒーポット、コーヒーカップ&ソーサー 出典:Stavanger Aftenblad 写真::Bjørn Herman Hauk 持ち手がイエロー、使いやすいシンプルなデザインです このフォルムはあまりお目にかからない、珍しいですね Good morningという名のデザインの通り、朝から元気がもらえそうなデ

Lotus

作品名:Lotus 年代:1959年 作者:Inger Waage 特徴:イエロー、ブルー、蓮の花、葉っぱのような 製品:ポット 引用:Stavanger Aftenblad 写真:Bjørn Herman Hauk 蓋だけイエロー。かわいくておしゃれ。縞模様の花びらもあり、おそらく蓮(Lotus)のデザインでしょう。シンプルなのに洗練された印象を持ちます。ブルーとイエローが本当にいい組合せ。筆の太い細い、薄くすれたところなど、ハンドペインティング感がたまらない。

Selje

作品名:Selje 年代:1957年 作者: Inger Waage 特徴:藍色、Seljeという植物の柄 製品:キャニスター、カップ&ソーサー、プレート 出典:Stavanger Aftenblad 写真:Bjørn Herman Hauk 蓋だけ一色というパターンで、この色は藍色でしょうか、深い色ですね。 細かい線をたくさん描いていますが、日本語で柳?少し形が違うなぁ・・・ フォルムもなかなか見ない形です。何を入れる用なんでしょうね。 珍しい一品です。

できれば

StavangerflintとFiggjoのいろいろなデザインをご紹介していて ご覧になった方が、もしかしたらそれを欲しいと思われるかもしれません。 このようなビンテージ品は少ないながらもネット上に出回っていて、ボタン一つで買うこともできます。 ただ私は、ネットで買うのを勧めているわけではありません。それは、おそらく、私がいつもこれらのデザインに会うとき、不確かなものへの期待やインスピレーション、偶然や運命みたいなものを感じていたから。実際に足を運び、歩き回り、探して、