【詞(私)的解釈】阿南くじら『なのに、千輝くんが甘すぎる』好きな人の纏う空気

阿南くじらさんの「なのに、千輝くんが甘すぎる」
好きだった人にフラれ、傷ついた真綾の前に現れたのは学校1のイケメン、千輝くん!
真綾の傷が癒えるまで「片想いごっこ」をすることに。それは次第に「両思いごっこ」へと変化していきますが、その裏にある2人の気持ちから目が離せない、楽しみな作品です。✨

好きな人と見る景色はなんだか特別に見えたり
違う色に見えたり。
なんだかもどかしい2人の気持ちに重ねながら、
「好きな人と見る景色」について書いてみました。
前半は真綾ちゃん、後半はちぎらくんを意識してます。♪

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「パステル」

君と見る世界は1.5倍のフィルターで私の瞳(め)に映る
白い色 日々の喧騒を忘れる
鮮やかな私になる

今しかない空気があって
たくさん吸って肺に巡らせて            

心の中味方につければ
「今しかない」「君しかない」と思ってしまっていい?

君と見た赤、青、ピンク、鮮やかな空の色
私には勿体ないぐらいの思い出
思い出に重ね合わせ君への恋心
噛み締めてゆくと「好き」が溢れてゆく
バイバイ ありがとう

君を見るこの瞳(め)は色眼鏡と呼ばれても
君のこと綺麗だと思ってる

君のまとう空気でさえも
色付いた パステルだ あたたかいね

この鼓動早くて憎らしくて
特別だって思い知らされる
「シアワセ」願っているよ
その気持ちに嘘はないけど、もどかしくて

君を見たあの日の景色 鮮やかな空の下
輝きを与えて離さないね
思い出に重ね合わせ きみへの恋心
噛み締めてゆくと「大好き」で溢れてゆく…
好きだよ

なのに、夢の中想いをめぐらせ
遠回りして愛を伝えてる
不器用な現実の中
行間を読むだけじゃ生まれないもの

君と見た赤、青、ピンク、真っ白な心の中
色を塗り重ねて 花が咲くわ
愛し方なんて分かんない 不器用な恋模様
真っ直ぐで君らしくて 「好き」で溢れてゆく
ありがとう

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