2022/4/16 天童人間将棋1日目
2020年に観る将になったので、人間将棋はニコニコの昔のものを見たことがあるだけだったが、棋士が武者言葉を喋りながら将棋を指すのが面白く、機会があれば行ってみたいと思っていた。
今回その夢が叶ったので記録しておく。
天気は雨。新幹線で山形入りしてもまだ雨。しかし天童についた頃ちょうど雨が上がり、晴れ間も見えてきた。将棋の神様っているんだな。
初めて降りる天童は、まず道に詰将棋。
郵便ポストに駒。
電柱に詰将棋。
道案内も駒。
橋も駒。
隙あらば駒。
徹底ぶりがすごい!
千駄ヶ谷、大阪福島に続く将棋の聖地と言っていいのではないだろうか。
電王手桜将と山形代表の対局が始まったあたりに会場入り。
この対局でも人間駒が動いていた。
結果は電王手桜将がフリーズ負け。
フリーズした後、解説の木村さんが指し継いでうまく全部の駒を動かして終わらせた。
さすがおじおじ、対応力の高さよ…!
さてついにメインの上田女流四段vs竹部女流四段。
まずは信長様と東軍西軍の武将の小芝居から。
ニコニコの昔の人間将棋を見た時にこの信長様と武将の小芝居に度肝を抜かれ(笑)この青空劇場でここまで振り切った演技ができるのはすごい!と相当印象に残ったので、実は生で見る小芝居を楽しみにしていた。
いやー期待通り。一気に人間将棋の世界に誘ってくれるこの方達の小芝居、サイコー。殺陣もすごいし、効果音もわざとらしさがまた面白くて、ほんと楽しい。
そして女流2人がいよいよ登壇。
この2人の舌戦が面白くて面白くて。
「首を洗って待っていろ!」
「首?!」
とか、もう抱腹絶倒。台本のない掛け合いでこれだけ笑わせられるって、もはや芸の域なのでは。
対局は上田女流の勝ち!
加藤清麗の代役、お見事でした!
終わった後は盤上が開放されて、思い思いに来場者は写真撮影タイム。
いつか駒武者やってみたいなぁ。
そしてあまりにも女流の人間将棋が面白すぎたし、ネットでも「これは神回」と言われてたくらいなので、次の日の藤井くんは武者言葉大丈夫かしらん?と、ちょっと心配になったり。
まっっったくの杞憂だったということが翌日わかるわけですが!
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