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今夜は新月
苦しい気持ちは、出せた方がいい。
“だれかに見せるかたち” でも
“だれにも見せないかたち” でも
自分に合う方を選べばいい。
“だれかに見せるかたち”は、
たとえば…
・電話する
…家族や友人でも、相談員の方でも
・メールやラインをする
…家族や友人でも、相談員の方でも
・SNSなどに書く
・だれかのそばで(電話越しでも)泣く
“だれにも見せないかたち”は、たとえば…
・紙のノートなどに書く
・スマホやタブレットなら、自分だけ見られるところに書く
・絵に描く
・ボイスレコーダーを回して、今の気持ちを話す
・ひとりで泣く
〜
そのままを言葉にしたらいい。
よく分からないものは、
「よく分からない」と。
“だれかに見せるかたち”にするときは、
一度深呼吸してからできたら、なおいい。
その方が、あとで自分も後悔しないよ。
“だれにも見せないかたち”は、
あとで読み直さなくていい。
破って捨ててしまったっていい。
〜
私がずっとやってきて、今もよくやる方法は、
メールに書いて、下書き保存。
noteに書いて、下書き保存。
メールは、特定のだれかにきいてほしいとき。
そのだれかは、もちろん、顔も名前も、アドレスも知っている方。
noteは、特定のだれかではないけれど、
だれかにきいてほしいとき。
共通するのは、
静かに整理されていくこと。
私のスマホから出さなくても、読んでくださる方に伝わる文章で書くことができる。
決まったフォームが、そう促してくれるのだと思う。
それと、相手を傷つける言葉は使わないようにするから、
自分を傷つける言葉を使わないことにも、つながる。
私は、苦しい気持ちから
電話したり、メールやラインをすることはほぼない。
楽になれる方は、ぜひしてほしい。
私のように向かない人も、
「電話していいんだ」
と、知っていてほしい。
〜〜〜
泣くは、ストレスを和らげるやさしい手当て。
つらいのに涙が出ないとき、
映画や音楽、本などで泣くことも、効果がある。
感動の涙も、もらい泣きも、
嬉し泣きも、悔し泣きも、
思い出して出る涙も、
もちろん、
さみしいとき、かなしいときの涙も、
すべて癒しの力を持っている。
抱えきれないものを出すための、自分から自分へのやさしい手当て。
それが涙。
気晴らしをする元気がないときもある。
歌ったり、体を動かしたり、アロマを使ったり、お風呂に入ったり…
したらよいことを頭では分かっていても、できないときもある。
深呼吸と、涙。
今夜は新月。
あとは満ちていくだけ…
2024.9.3