少しずつ慣れる
知らず知らずのうちの
遠慮
端(はした)ないと切り捨てている
感情
気づかぬふりをしている
心の動き
ごまかしてしまう
身体の感じ
取り巻くものにうずもれて
はっきり見えなくても
靄の中に見えているのなら
見えている気がするのなら
そのままを
伝えればいいんだね
ちょっと嫌な感じ
できれば離れたい
何だか嬉しい
こっちの方がいいな
〜
怖くない
怖くないよ
それを知っても
あなたへの見方も
あなたへの評価も
変わらない
伝えてよ
伝えた方が楽でいられるなら
〜
我慢と楽の境界線はなく
度合いの問題
破裂寸前まで耐えなくていい
耐えることが
偉いわけではないんだね
そうか
心から手が出て
木に触れるように
すべての感覚を
頭を通して
推敲しなくてもいいんだね
どこでも いつでも
とはいかなくても
そういうときがあっても
いいんだよね
〜
言わないと
伝わらないことは多い
でも 一言でも口にすれば
伝わることも多い
だったら 私は
言葉にしよう
〜
勇気は出しやすい場と
出しにくい場があると
感じてきた
見えない圧力のようなものに
押され
思いきれないときもある
出せたときは きっと
出しやすい雰囲気を
相手や場のみんなが
作ってくれたから なんだよね
出せるような
関係や用意が
できていたからでも あるんだよね
勇気って…
葛藤があったときの
選ぶ方向のことなのかな
勇気と呼ばず
開くことのできた心
と呼びますか
それとも
開いてもらった心
としましょうか
〜
“今 心が自由だ”
自覚するときや場があって
それはたいてい
音楽などの表現の場
冷静になると恥ずかしい
人前で
大きな口を開けて歌うことも
大きな声を出すことも
嘆き悲しんだり
笑ったりふざけたり
一人でコロコロ声色を変えることも
それを人に見られることも
聞かれることも
音楽は流れだから
そのとき出さなかった音を
あとになって
付け加えることはできない
入れ替えることもできない
ほんのちょっとの度胸と
今だけへの集中力
音楽などの表現の場は
私にとって
間違えることや
納得のいくようにできないことに
慣れる場 である気がする
それを躊躇なく 試しやすい
違ってなんぼの世界だから
〜
学ぶこと
慣れること
慌てふためかないための
心構え
相手が動揺しているのをみると
不安になるのは当然
知識として知っておく
目の前の相手が
少しでも知っていると
嬉しいし 話しやすい
いろいろな考えや感覚がある
用意した通りにはいかないことに
慣れておく
思った答えが返ってこないことに
慣れておく
相手に安心を与え
自分を安定させる
少しずつゆっくりと
楽になっていく
2024.7.4
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