メモリの話

コンピュータは、CPU、メモリ、入出力装置で成り立ってます。どのような構成になっているかを書いてみます。

CPUは、単体では、単なる箱になってしまいます。(汗)

メモリは、CPUから見ると、アドレスバスとデータバスいう信号線でつながってます。

これは、アドレスバスで指定された場所にある情報を、データバスで、CPUに送ったり、メモリに送ったりすることで、情報の読み書きをします。

例えば、昔の8ビットCPUでは、アドレスバスが2バイト=16ビット=16桁の2進数(=0~65535)で示されるものがあります。これは、64Kバイトのメモリ空間となります。今となっては、すごく少ないですよね。
そして、8ビットCPUと書いたのは、データバスが8ビット=1バイト=8桁の2進数(=0~255)となりますね。

プログラムとデータは、混在でメモリに格納されます。

このように、コンピュータは、アドレスとデータによって、いろんなデータを取り出しては、処理をして、書き込むという動作を高速に繰り返しているに過ぎません。

そして、CPUの内部では、情報を保持するためのレジスタというものがいくつかあり、レジスタ同士の演算をさせています。この情報と言うのは、プログラムカウンターと呼ばれる、命令=プログラムを読み込むためのアドレスを格納するレジスタや、データを取り出すためのインデックスレジスタとか、スタックポインタとか、色々あります。
詳細は、調べてみてください。(汗)

アドレスとデータという2種類の情報をうまく組み合わせて、動いているんですね。
これは、見方を変えると、例えばエクセルのセルを示すのも、A1は、RC[0][0]というように何番目のデータというアドレスで示されているのと同じですね。
HDDも、磁気で記録できる円盤が、複数枚重なっており、等速回転させているところに、記録されてます。
どこに記録されているデータなのかという情報(アドレス)は、シリンダー、トラック、セクターというようなもので、示されます。

これが、なんとなくわかってくると、色んな場面で応用できますね。

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