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#014■野球フォトの教科書

風景、夜空、航空機、ポートレート、動物、商品、スマホ、初心者向けの基礎的なものなどなど、世に写真の撮り方の本はあまたあるけど、なかなか無いのがスポーツ写真の撮り方の本。

そんなにないもんなんか、スポーツ写真の撮影ニーズ?

いや、インスタグラムには山ほどスポーツ写真あふれてるんやけどなあ。特に少年スポーツやら高校野球やら。

そんな状況ですが見つけたのが以下の2冊。

まず1冊目は「まるごとわかる! 撮り方ブック スポーツ編」(山崎理佳 著/日東書院)。


野球のみならず、サッカーやバスケ、バレー、陸上に運動会、はたまたウインタースポーツの撮り方までが載ってる1冊。

野球にのみフォーカスしてないので、野球パートのページ数は少ないが、必要な情報はちゃんと押さえられてるので読みやすいのがポイント。

それと、屋内競技についても書かれているので、例えばお子さんが野球など屋外競技と、屋内競技 (バスケやバレー、格闘技など/場合によってはダンスやピアノとかも?) それぞれやってるお子さんを持つ親なら、重宝しそうです。

実際、ウチは息子が主に野球とテニス、娘が空手とバレエをやってたので。

そしてもう1冊は「野球の撮り方ガイドブック パパもママも野球カメラマンになる」(チーム野球フォト 著/日本写真企画)。

こちらは紹介文に、

「本書は少年野球から高校野球を撮るパパ・ママのためにカメラの設定方法から試合中の狙い方までを徹底解説します」

とあるように、まるごと1冊が野球フォトの撮り方について書かれてます。

1冊目との違いとしては、投手、野手、打者、走者、ベンチそれぞれの撮りどころや、逆光や流し撮り (※) など、ドラマチックな演出方法についても解説するなど、野球写真で押さえておくべきポイントが網羅されてるところ。
(※) 被写体は止まって写ってるが周りの景色は動きのある写真。F1や自転車レース写真などでよく見るヤツ。

なので、野球写真を撮り始めたけど、どんな写真を撮るべきかよう分からんて方にはオススメの本となってます。

特に学童野球は、カメラマンと選手との距離が近く、また入れる場所も中学や高校よりも制限が少なく自由度の高い写真が撮れるので、この本で撮るべきポイントをきっちり押さえて、少しでも早くイイ写真を残して欲しいところ。

なお、この minovskiii ではこの本のもう1歩先の、こんな野球フォトも狙ってみては、を紹介するのがコンセプトです〜

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