シェア
みのう
2020年6月19日 15:32
物心がついた頃には、母の髪の毛は薄くなっていた。父の度重なる暴力の中で 母は髪の毛をつかまれ、頭を大きく振られ暴力が止むと部屋中に髪の毛が散乱していた。朝目覚めると、母の片目瞼は紫色に腫れあがっていた。時には眼球が赤く染まっていたこともあった。我が家は母の我慢の中でかろうじて成り立っていたが家庭崩壊までの時間稼ぎに過ぎなかったと、今は痛感している。父は、祖父が作った