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schoolTakt活用術㊷簡単!めくり問題
今回は、授業の導入などで使える簡単実践をご紹介します。
名付けて「めくり問題」!
子どもたちに考えて見てほしいことがあるとき、答えを隠して提示することってよくありますよね。
それが言葉や数式なら黒板でも問題なかったのですが、これが絵や写真、グラフとなるとこれまでは難しかったのではないでしょうか。
ここに、ICTの強みが生かされます。
まずはスクールタクトに、問題として提示したい資料の写真をとります。
今回は5年国語科「漢字の成り立ち」を例示に説明します。
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教科書にある、象形文字から変形していく過程までを写真に撮り、先生用メモに貼ります。
上から図形で四角を作り、家庭が見えないように目隠しをします。
こうすることで、情報バラエティにあるような「めくり」が完成するわけです。
授業では大きい画面に映し、子どもたちには教科書を開かないように声をかけて、クイズ形式でみんなで考えます。
正解のつぶやきがあっても、あえて反応しないのがコツ。
挙手制にせず、どんどん発言してもらった方が盛り上がります。
徐々に「めくり」をずらしていくと、
「やっぱり〇〇だ!」
「あー!そっちかー!」
「えっ!?思ってたのと違うかも!」
など、みんな注目しながら盛り上がります。
最後は手書きで正解を記入。
一画ずつ、焦らしながら書くのがコツ。
あえて注目してほしいところを隠すことで、思考を促し定着を図る。
多くの単元に汎用できる定石です。
まずは思いつくものから、どんどんチャレンジしてみてくださいね。
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