schoolTakt活用術⑥宿題ハック(長期休暇編)
ここに来て、デジタル端末の家庭への持ち帰りが広がっています。
文部科学省の発信を受けて「とりあえず持ち帰ってみる」という学校が多いと聞きます。
それではもったいないですよね。
今回は、家庭でスクールタクトを活用する実践について書いてみようと思います。
私は、夏休みから始めました。
その名も「夏ノート」。「朝ノート」の長期休暇バージョンです。
長期休暇で課題に出される定番は、日記ですよね(私は学校がある日も毎日やっていましたが)。
この日記を、スクールタクト上に書いてもらうというわけです。
子どもたちには休み前に取り組み方を話して、スタートしました。
・タイトルに日付を入れて、白紙で配信する。
・ページがいっぱいになる前に、新しい課題として配布する。
・1日1ページ。やれなければ空けておく。
・内容は「今日の学び」。教科でも、遊びでもOK。
・土日はお休み。溜まってたら返上を!
最大のメリットは、休み明けの超大量チェックが分散できること!
長期休暇中にちょこちょこ確認できるので、「休み明けに1ヶ月分チェックする」という鬼の所業がなくなります。
毎日コツコツやっているかどうかを確認できるのも魅力ですよね。
(子どもにとっては厳しいかも知れませんが・・・)
ちなみに、休み前の準備も相当軽減できます。
印刷や配布の手間はもちろん、休暇中に課題の追加や修正もできるのは大きな利点ですよね。
子どもたちは、お互いの様子がわかったり連絡とれたりと楽しそうでした。
自由研究のネタ探しや相談、読書感想文の課題図書情報、「そもそも宿題なんだっけ?」という強者への情報提供にも。
ちなみに、私は返信機能でちょこちょこコメントしていました。
1ヶ月後にフィードバックされても、本人すらほとんど覚えていませんよね。
やはり「即時フィードバック」が鉄則です。
子どもたちも、お互いにコメントし合ったり遊ぶ約束をしたりと、自由に活用していました。
この取り組み、実は去年の新型コロナウイルスによる臨時休校中も行っていたものです。
経験があったことが、不慮の事態でも動けた大きな要因ですね。
ちなみに、ネットが使えない事情のある家庭もあるでしょう。
紙のプリントと選べる工夫も大切になってくるので、お忘れなく。