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OpenAIが超低価格モデル「GPT-4o mini」を発表
OpenAIが本日(2024年7月19日)、GPTの新モデル「GPT-4o mini」を発表しました。
GPT-4o miniの主な特徴
入力100万トークンあたりわずか$0.15(約22.5円)
GPT-3.5 Turboより60%以上安価
性能面でも高評価(MMLUで82%のスコアを記録)
GPT API 料金の比較
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今回発表された「GPT-4o mini」のコストは、初期のGPT-4の200分の1にまで低下しました。
2023年にGPT-4のAPIが公開された当初、その利用コストは無視できないレベルで高価でした。チャットボットの平均的なリクエスト(1,000トークン想定)を1,000回行うと約4,000円のコストが発生し、いくつかのプロジェクトでは仕方なくGPT-3.5 Turboを選択せざるを得ませんでした。
GPT-4o miniの動作確認をしましたが、GPT-4oとの明確な性能差は確認できませんでした。特別な要件がない限り、現状ではほぼ全てのケースでGPT-4o miniを選択するのが賢明だと考えられます。
これからもどんどん安価に、そしてスマートになっていくことを期待しています。
参考
GPT-4o mini: advancing cost-efficient intelligence
https://openai.com/index/gpt-4o-mini-advancing-cost-efficient-intelligence/