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誰でも最初は第一歩から~中国語講師~

中国語のことわざに「千里の道も一歩より始まる(千里之行,始于足下)」とあります。どんなに遠い道のりでも、まずは最初の歩みを進めることから全てが始まります。

最近では、風の時代、個が輝く時代と言われ、副業や起業、ビジネスを始める方も多くなってきました。

これは本当に喜ばしい事で、それぞれのオリジナルを出しながら進めていっていただきたいと思います。

私は個人的には、日本人の中国語などの語学コーチや中国語講師が増えていってほしいなと思っています。

ただどちらも軌道に乗るのには一定の時間もかかると思います。

やったことがない事に対して、不安になったり怖れが出たりもすると思います。

それでもまずは一歩から始めましょう。

例えば、中国語講師。これって、ネイティブじゃないとやってはいけないんじゃ?私は、発音も下手だし、文法もいまいちわからないし…という方もいらっしゃるかと思います。

それでもやってみたかったら一歩を踏み出してもいいと思います。

ただ教え方で悩むと思います。学校では教わる経験は豊富ですが、「教え方」については習った事がないし、誰も教えてくれないし、自分が教わったようにしか教える事ができません。

例えば中国で留学時代に、ネイティブから教わった場合、そのネイティブ先生から習ったように、習った方法で教えることをしてしまいます。

留学で注意したいのは、中国語を感覚で覚えてしまいがちなので、何となく話せるけれど文法が空白になってしまいがちですね。

最近の日本人学習者は、中国語を、ネイティブから習う方が多いと思います。

私は、日本人講師とネイティブ講師の役割は、それぞれ分けたほうがいいと思っています。

最近は、中国語学習の順番を考えるようになってきました。

まずは先に、日本人講師から、発音や文法を学び、それからネイティブ講師で会話練習するほうが、早いのではないかと思います。

日本人講師は、文法やフレーズ解説に特化していると思います。苦労して発音や文法を習得した分、どこでつまずくか、ポイントがわかっています。日本人講師の役割は、ネイティブ講師が答えられない「何となく」の文法ニュアンスをしっかり言語化して簡単に解説できること。

ネイティブ講師は、会話をしながら中国語を感覚で使えるようにする。ニュアンスや語彙の違いなどに特化していると思います。ネイティブ講師の役割は、日本人講師が答えれない「何となく」の語感ニュアンスの使い分けを伝えられること。

中国語講師を目指す日本人先生は、まずは、文法を簡単にシンプルに説明できることを目指すといいですね。

そして初心者の先生がやりがちなのが「教えすぎる」こと。

先ほどにも言いましたが、教わった通りにしか教えられないので、あれも大事、これも大事になってしまいます。たくさん習っても消化できなくなってしまいます。

良かれと思って、テキストにない言葉を教えても「それも覚えないといけないの?」と受講生が焦ってしまいます。

時間やスケジュールを考えて、どこまで伝えるか、どこを削るかなど考えるといいですね。

夢に向かってGO!中国語講師&コーチの輩出を頑張りたいな!

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