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語学学習に行き詰まったら「十よりかへる、もとのその一(じゅうよりかへる、もとのそのいち)」へ。

語学のゴールというのは、人それぞれで、どこがゴールなのかはわかりませんよね。

中国語も語学もやればやるほど面白くなったり、進歩が見えない~と焦り辛くなっていったり、いったい私のモチベーションはどこへいったのか?と机の裏を探してみたりします。

もとのその一

千利休の言葉で「稽古とは、一より習ひ、十を知り、十よりかへる、もとのその一」というのがあります。

稽古とは、初めて一を習う時と、十まで習い、元の一に戻って再び位置を習うとでは、人の心は全く変わっている。というもの。

これで良しと思った人の進歩はそれで止まってしまい、その真意をつかむことはできないという教え。

十よりかへる

語学の学習が辛くつまらなくなってくるのは、文法やリスニングでわからない部分が多くなってきているからなのです。

そこでさらに難しい内容にチャレンジするのは、非常につらい学習になってきますし、やっていてもモチベーションが下がっていく一方になります。

そんな時には、この言葉を少し拝借して、「十よりかへるもとのその一」をやっていきましょう。

例えば、
「初めて中国語に触れた時ってどんな気持ちだった?」
「中国語で何をしたかった?最初の目標って」
「中国語の勉強で楽しかったことって?」

を思い出してみるのもいいです。

そして何より大事な事は、学習も「もとのその一」にかえるのがいいです。基礎の文法や発音の見直しを、期限を決めて復習してみたらいいです。

文法の基礎が理解できると、理論でわかるようになります。大人の文法は理論で覚えましょう。すると芋づる式にほかの理論もわかっていきます。

今までの不可解の文法が、わかるようにると、自信もついてきますし、もしかしたら文法も発音も得意になっていくかもしれませんね。

もどるのは先に進むために

続けられることは全て才能

語学の実力というのは、現在の学習の頑張りは、タイムラグを経て2~3か月後あたりに発揮されていきます。

特にリスニングは、最後に遅れて実力アップしていきます。

今の語学の実力は、数か月、数年間にわたってのご自分のやってきた成果なのです。これは素晴らしいことですね。

どうやったらわくわくできるのか?

もしも今行き詰まっていたら、もとのその一にかへるのがいいですね。決して諦めてしまわないように。

もどるのは先に進むためにですね。

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