テレワーク環境構築で気づいた業務改善
テレワークの環境を構築することは会社として新しいルールを作ることになり、面倒だと思っていませんか?
確かに就業規則を変更したり、必要な備品を用意したりと手間のかかることもあります。しかし、実はテレワーク環境構築は職場の業務改善につながるのです。当社の例をご紹介します。
[1]一人で仕事をする環境が個人を成長させる
オフィス勤務時は「このシステムどうやって使うの?」と隣の人へ聞けば、解決していたこともテレワークになると、一人で仕事をする時間がほとんどで、ちょっとしたことでその都度、わかる人に電話やチャットで連絡していたのでは、業務が進みません。
それは「覚えられない」のではなく、「覚えようとしなかった」ことであり、すぐに人に聞けない環境が個人でできることを増やし、成長へとつながるのです。
[2]テキストでのやり取りだからこそ習慣化できたこと
オフィス勤務時の指示や連絡は口頭ベースでのやり取りが多く発生します。その場合のメリットはすぐに指示や連絡内容を伝えることができることですが、時間が経つとその内容を忘れてしまうことも多くあります。
テレワークの場合はほとんどがチャットでテキストベースでのやり取りになる為、指示や連絡内容を互いに忘れずに残すことができますし、電話等の口頭で話した内容もメモとして、チャットに残す習慣ができました。そうすることで後に振り返ることもでき、「いつ・だれに・なにを」を指示、連絡したのか確認もできるようになります。
[3]テレワーク環境の整備は普段の業務の効率化へ
一例として上げたメモの習慣化はテレワークに限らず、オフィス勤務時においても大切なことです。オフィス勤務時には気がつかない改善すべきこともテレワーク環境を構築しようとしたからこそ気がつくことがあり、それが職場の改善にもつながってきます。
既にテレワーク環境を構築した企業様も再度見直してみてはいかがでしょうか?普段気がつかない業務改善につながるかもしれません。
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