テレワーク中のマネジメントの考え方
テレワークにおいて、管理者の悩みと言えば、社員の業務進捗管理等のマネジメントではないでしょうか。
オフィス勤務時は目の届くところに社員がいたので、管理もしやすかったはずです。
しかし、テレワークとなると自宅等、目の届かない場所での勤務になるのできちんと働いているのかわからずに進捗確認等で互いの連絡が増えて、業務に支障をきたすなんてことも。
当社のマネジメントに対する考え方をご紹介します。
[1]必要以上の監視は社員のモチベーション低下に
過度な監視や報告義務は社員のモチベーションを下げて、生産性を下げる要因になりかねません。
最近では定期的に作業パソコンの画面が記録ツールや常時接続できるツール等ありますが、当社は一切導入しておりません。
確かに社員がきちんと働いているか確認する為には管理者としては便利なツールではあると思いますが、社員からしてみると「監視」の要素が強い、なんてことも。
[2]細かい指示出しをせず、ある程度任せきる
社員がこなすべき業務の質や作業量を見極め、それが期待通りになっている限り、細かく指示を出す必要がないと思っています。
あまり細かい指示を出し過ぎてしまうと「指示待ち」の状態になり、自ら行動しなくなってしまいます。
ミッションを持たせ、ある程度任せきることで社員としても責任が生まれ、能動的に業務を遂行していくようになるでしょう。
[3]「社員を監視」するのではなく、「業務を管理」する
「就業時間中はきちんとデスクに向かっているか」、「サボっていないか」、このようなことは「社員の監視」です。
就業時間中にずっと作業をしていなくても、与えられたミッションが期限内にクリアできれば良しという考えです。
ミッション完了期限の手前くらいまでは任せきります。時間は自由に使って良いので社員の行動監視はしませんが、業務の進捗状況や期限の管理は行います。
そのマネジメント方法、「業務の管理」になっているか、一度見直してみてはいかがでしょうか。
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