[Tableau Tips]特殊なスペースでラベル位置を微調整する方法
やりたいこと:ラベル位置を微調整したい
Vizを作る際にラベルを付けて分かりやすくすることは多々あるだろう。
しかしこの位置調整が、なかなか融通が利かない。
例えば顧客区分毎の売上累計のVizを作り、顧客区分をラベルに置いた。
これをもう少し左側に寄せようとしてスペースを連打しても無視され
位置の調整がいい感じにできない。
しかし少し工夫をすれば以下のように位置をズラすことができる。
かつ、この動かす幅は自分の好きなように調整することができる。
この手法について紹介したい。
作り方:Unicode 2800「⠀」を使う
これは通常のスペースではなく、特殊な文字を使うとできる。
①以下URLから特殊な文字 Unicode 2800「⠀」をコピーする
https://unicode-table.com/jp/2800/
②ラベルのところにペーストする
③フォントやサイズを揃える
※noteからのコピペだと上手くいかないのでリンク先からコピー願います
このUnicode2800は元々点字の空白を表す文字コードらしいのだが、
大半のフォントでは実装されておらず空白のようにみえる。
ただしスペースではないので無視されることなく表現されるようだ。
応用編:空白のディメンションを作る
この技術を応用(悪用?)すると、空白のディメンションを作れる。
通常ディメンション名に空白は許容されないが、この文字コードだと通る。
この不思議なディメンションはVizの見栄え調整に使える。
例えば右揃えの値と左揃えのディメンションの数表を作り、
その間に対してこれを入れると任意幅のスペースを作り出せる。
セル幅で微調整が効かない場合に役に立つ・・かもしれない。
ちなみに用途は全く思いつかなかったが、空白のメジャーも作れる。
例えばIF文で存在しないサブカテゴリを指定するメジャーである。
このメジャーを先ほどの数表に入れると、このように間を作れる。
本投稿の元ネタについて:参照元があります
この投稿は私のオリジナルテクニックではなく
Kevin Flerlage氏の以下の動画を参考に作成したものである。
恐らく日本語での情報が無かったので、自分の勉強かねてnoteに起こした。
例えば上のYouTube動画の場合、字幕をONにして実動作を見ると
聞き取りがそれほど出来なくても内容は結構理解できるものである。
英語圏は本当に色々な情報が流れていて面白いので
情報収集の幅を広げてみてはいかがだろうか。
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