LONDON出張前のテキストインタビュー
以前、テキストでインタビューを頂いたものを載せます。
London の Dealer様別注 Jodhpur Bootsについてになります。
Q1. ジョッパーブーツを作るきっかけを教えてください。
A:イメージソースはアメリカ物と欧州物で
交互に考えるようにしています。
これは単純に僕自身が飽きてしまわないように です。
欧州由来ですとジョージブーツの次だったような気がします。
なので、ハイトが高く、プルオンのデザインという事で、
ジョッパーブーツを作ることにしました。
Q2.サンプルから最終まで出来上がるまでに
苦労した事・改善した所を教えてください。
A:ジョッパーブーツのデザインにおいてはカンヌキの高さと位置を
個人的には重要視しています。
その位置だけ決まれば、他は芋ずる式に決まっていきます。
後ろで高いほど、脱ぎ履きがしづらい けど足が入れば快適
そのバランスを調整することに最も時間を掛けました。
Q3.ジョッパーブーツは他のラインナップに比べると
ドレッシーなイメージがあります。
意図的(ドレスをイメージして)にこの靴をつくられたのですか?
A:このブーツに限らず、
木型のラインが綺麗に出るようには、常に考えています。
しかし、それとは別の観点で
素材とデザイン、ソール仕様などで
イメージはいくらでも変わってきます。
例えばジョッパーブーツでも
ホースバット使用し、ソールをセパレートソールで
仕上げれば、ワーク然とした顔つきになります。
答えとしては、ドレス靴を作るという意識はそこまで強くなく
(ジョッパーに限らず)
クラシックを僕なりの形にしたら、あんな感じです。というところです。
受け取り方は皆様それぞれで良いと思います。
Q4.今回のコラボのジョッパーブーツの出来上がりについての感想
A:国内馬革タンナーに別注させていただいた
ホースハイドラフアウトは大変ソフトなので、
大変馴染みは良いかなと思います。
CLINCHとしては通常やる事の無い仕様ですので、
このようなコラボの機会で形に出来たのは大変うれしく思っています。
Q5.今後の展望について
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