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芸人浜田雅功の話
いつもは松本さんの話が大半を占める中で
今日は浜田さんの話をしたい
浜田さんの凄さをとくとお話ししよう
ダウンタウンのブレインといえば松本
というのが一般イメージかと思われるが
浜田さんはとても頭がいい!
僕はあれほど高知能でお利口さんなチンパンジーをいままでで見たことがない
というのは冗談でここから真面目に話そう
数々の芸人の憧れは松本さんであり
M-1やキングオブコントなど審査員を務める賞レースは勿論の事、それ以外の賞レース番組や若手発掘番組のレビュー一つ一つに注目を集める
会場で滑っても松本さんが笑ってくれているなら励みになる
そのくらいお笑いやネタで尊敬を集めるのは松本人志
そして浜田さん自身もダウンタウン🟰松本と述べていている
自分もお笑いを学んだのは松本さんを見てである
しかしダウンタウンが今日まで栄えたのは間違いなく浜田雅功あってである
まずはそのホスピタリティ精神
大御所や荒手の新人などを礼儀正しくたしなめたり、時に場が荒れすぎてる時にはピリつかせ
そしてピリつきすぎた時は緩和させる
一見荒々しそうに見えて礼儀正しく気持ちのいい収録をさせてくれるその立ち振る舞いに
志村けん、梅沢富美男、梅宮辰夫、小沢仁志、和田アキ子と数々の大御所達が浜田さんを慕っている
不器用な松本さんには出来ないコミニケーション能力が備わっている
そして何に対しても真面目で一生懸命に向き合う
超ストイック人間なのだ
後輩がビーチサンダルなどラフすぎる格好で収録に来て怒るくらい真面目で
失敗したスタッフにも(怒鳴るとかではなく)「コレしっかりリハしたんか?ここにおる奴らは今日売れるかもしれない、仕事がなくなるかもしれないと命をかけてんねん。。」というお叱りの言葉を与えたようで
常に番組は演者スタッフ一丸となり笑いを届けようというスタンスを行っている
一方で2014年ごろはガキ使の企画を放棄して途中で帰るという場面があり
視聴者から反感を食らったが
2023年のみんなでwow war tonightを歌いきろうという企画の裏で浜田さんは
「もし失敗したら俺1人歌い続けている画で終わろう」と提案している姿が(本放送未公開シーンにて)確認されており
もしかしたらその時の企画放棄も落とし所がない企画を落とす為の気遣いだったんじゃないか?と考えました
ガキは終わるまで帰れない、平均50代のメンバーにはキツすぎる内容も多い
そしてそれだけ長くやってもオチがないと終わるに終われないからだ
そして浜田さんの真面目さはお笑い以外にも役者や歌手活動にも見受けられる
浜田さんは俳優でもアーティストでもないので
そういった人たちの演技や歌唱力とは違うかとても上手い
しかし一番感じるのは魂で演技・歌唱をしている本気さが伝わる
下手でも伝えたい事が感じるパフォーマンスをされている
その全力さがお笑いをはじめとする芸能活動全てに滲み出ているのだ
他にも浜田さんはリアクション芸も上手い
普段人を痛めつけ苦しませることに快感を得ているイメージもある浜田さんだが
苦しむ姿もとても面白い
酒で酔っ払ったエビに腰を抜かす浜田、松本さんの屁でびびる浜田、タイキックで痛がる浜田、鼻フックなどで顔がブサイクになる浜田、そして中でも一番面白いのは激臭やこゆりでえづく浜田だ
浜田さんのリアクション芸でいけば体を張るわけではないがワイプなどのリアクションもうまく
水曜日のダウンタウンの過激演出が笑いに変わるのは浜田さんの笑い顔あってだと筆者は思う
松本さんと浜田さんはお互いベテラン芸人ですが
その2人の違いは松本さんは職人、浜田さんはプロの人という認識で
この二つは何が違うのかというと(僕の認識で)
その違いがわかるエピソードとしてごっつええ感じが打ち切りになった際
ごっつは人気番組でしたが、ダウンタウン自身はあまりその番組を好きではなくいつも不満が募っていたそうです
そしてある日、松本さんが絶対その週に放送してほしいであろう回(エキセントリック少年のCD発売の前日)を勝手に野球でお蔵入りにされた事で今まで我慢していたものが一気に爆発して、松本さんがブチ切れて番組を打ち切る事を決意
松本さんは浜田さんも自分と同じくらい番組に不満を抱いていたので了承してくれると思っていましたが
「そんなん怒らんでもええやん」と言われてしまいガッカリしたそうです
コレが松本さんは自分の笑いをこだわり抜いて放送したい「職人」と
嫌なことがあってもクライアントに従い続ける「プロ」の違いなんじゃないかと僕は思いました
浜田さんは1時間(放送時間45分)番組を時間ぴったりに終わらせるくらいしっかりした
プロの人です
しかし最近大崎さんが本で打ち明けびっくりした話があります
ダウンタウンが売れだしたての頃
浜田さんが突如行方不明になったそうです
無事に見つかったそうですが
浜田さんは突如売れ始めてその期待やプレッシャーに耐えきれず逃げ出した
しかしその事にスタッフさんも松本さん達もキレたりせず
ひたすらに見つかってよかった
大丈夫か?と心配してくれたそうです
浜田さんは他にもPL学園時代にも学校から抜け出していた
しかし浜田さんは寮長になるくらい優秀な生徒だったことは事実
コレがどういうことか…
こんなすごい人でも、嫌になったり何かに耐えきれず不安になる、逃げ出す事があるんです
耐える事、続ける事、何か信念を大切に守る事は大事ですが
浜田さんより意思がもっと弱い僕たちが逃げ出すことは恥ずかしい事やダメな事ではありません
なので何かを少しお休みするというのも非常に大事なのかもしれませんね
今松本さんは復帰は大丈夫な流れが来ていますがメンタルの回復や
また、松本さんはかねてより引退を口にしていましたが
この休業中に自分がいない芸能界を見た時に
いろんな気づきや心境の変化につながる可能性もあります(その変化が65歳引退を変える可能性があるかも)
半年遅くとも今年中に復帰して欲しいものですが、松本さんにもゆっくりしてほしいものです
そういうわけなので僕も少しnoteを休もうかと思います
次の投稿は5月ごろを予定してます
それでは!