チェロが繋ぐ一期一会
チェロを買って4ヶ月経った。
チェロを買おうと決めた時、チェロ愛好者さん達の意見を聞きたいと思った。
SNSでその日の夜に誰でも参加できる練習会(月一開催)を発見!
早速連絡して見学で参加させてもらった。
チェロの演奏を間近で見るのは初めてで、ますます欲しくなった。
練習会後に軽く一杯飲むというので、厚かましく同席させていただいた。
アルコール🍺がほどよくまわり、チェロ購入について生の声を色々聞けた。
皆さんの後日談では、コイツ(私)はもう来ないと思ったらしい。
私はその後も毎月参加し続けている。
サークルではなく、その日の練習会に参加したというだけの緩い繋がり。
別に友達になるわけでもないが、何となく一緒に練習して飲む。
まさに一期一会。
この手の練習会は、終了後はそそくさ帰宅する方が多い気がする。
みんなが私のように暇人ではないし。
軽い飲み会があるのは有り難い。
私はチェロも大好きだが、チェロを愛する人達にも興味津々なのだ。
年齢も性別も仕事もバラバラ。
チェロという共通言語があるから、構え過ぎることなく話ができる。
私は自分の存在意義を見失い、生きるということが面倒にしか思えない。
それでも朝はやってくるから、生き続けなければならない。
どうせ生きるなら、「もっと生きたい!」と思って生きたいのだ。
そのためには、「◯◯をしたい!」というモチベーションが欲しい。
去年から楽器にいろいろ手を出したが、モチベーションにはなり得なかった。
レッスンを受けても自宅練習しても、何かモヤモヤするばかり。
チェロも難しいから上達には時間がかかるのは同じ。
ただ違うのは、練習会に行くのが毎回楽しいのだ!
それは、チェロを通じた「人と人の繋がり」が私の感覚に合っているから。
ひょっとしたら、私が楽器に求めているのは上達ではないのかも…。
練習会で知り合った人が自身の地元で開催する練習会にも参加させてもらった。
飲み会こそないが、チェロ大好きな人達がそこにもいた!
このような繋がりは、私が失った元気や気力を回復させてくれる気がする。
「生きたい!」と思える日が来るかも知れない。
この方向で間違っていない!
そんな確信を持ちつつある。