2022年振り返り 女子硬式野球クラブチーム侍編
本当に偏っていますが…
2022年も残すところあと数日。ということで2022年を振り返ってみる。1回目は女子硬式野球クラブチーム侍編。このチーム以外に絡んだ女子野球の試合は数えるほどしか観に行っていない…本当に偏っている。笑
ここ数年、埼玉西武ライオンズレディース、阪神タイガースWomen、読売ジャイアンツとNPB系のチームが誕生し、女子野球界を盛り上げている。これは女子野球を応援している人間にとってもうれしい。これに刺激を受ける動きも出てくるだろう。
だが、それ以外のチームにずっと注目してみるのもいいのでは。と心の中で思ってしまう自分。自分の場合は、野球の路でお世話になっている亀谷なる実さんなどが所属している女子硬式野球クラブチーム侍に注目して、とことん追っかけてみるのもありだなあ。よし、今年はできる限り、女子硬式野球クラブチーム侍の公式戦やトーナメントは観に行ってみるかということを早い段階に決めていた。
女子野球新潟大会
女子硬式野球クラブチーム侍(以降、侍と略す)の公式戦・トーナメントで2022年、初めて行ったのは女子野球新潟大会。8チームが参加した大会だった。開催されたのは4月23日、24日。実は関東地方の外に出るのは2019年以来となった。23日は侍と女子高校野球の強豪校、開志学園の試合。この試合は満塁からの押し出しデッドボールの1点を侍が守り切って、翌日の準決勝へと進んだ。
24日は準決勝で平成国際大学との試合。前日、7回完封した亀谷さんが先発して完投。2-1で勝利。そして決勝は春の女子高校野球大会を制した福井工大付属。結果は3-4で負けて、準優勝に終わった侍。去年よりは少しレベルが上がったのかな。と期待させるものだった。
ヴィーナスリーグ開幕
4月29日、侍にとってのヴィーナスリーグ公式戦開幕。対尚美学園大学戦。ひとたび流れを取り戻すとなかなか大変というのを痛感した試合だった。
5月3日は静岡県三島市にある日大国際関係学部での対日大国際関係学部戦、7日は白河グリーンスタジアムでの対エイジェック戦。三島は踊り子号に白河は東北新幹線にそれぞれお世話になった。いろいろな球場へ行くのはいいけど、結構大変。※2試合とも侍敗戦
6月11日、群馬県伊勢崎あずまスタジアムでの対平成国際大学戦、引き分け。あと1点が遠かった。そして自宅からも遠かった。12日、茨城県小貝川グラウンドでの対アサヒトラスト戦。試合開始時点は雨も降っておらず、初回から大チャンス。ところが…雷の音が響くと、即座に球審が中断を判断。そしてその後、土砂降りの雨でノーゲーム。
勝利に等しい引き分け
7月2日、横芝光町にふれあい坂田池公園野球場での対埼玉西武ライオンズレディース戦
これは侍にとっては非常に厳しい試合になることを覚悟していた試合、ところが0-0のまま進み、なんと、0-0で引き分け。ライオンズレディースの清水さんもよく投げたが、侍の亀谷さんもよく投げた。そして、守備陣もよく守った。侍にとっては勝ちに等しい引き分け。
翌3日は同じふれあい坂田池で今度は対ゴールドジム戦、点は取れたのだが、敗戦。惜しい。
初勝利は…そしてクラブ選手権の8月
8月6日、伊勢崎あずまスタジアムでの対GoodJob戦。やっと初勝利。打線もつながって、いい形での勝利。時間をかけて来た甲斐があった。
8月7日、小貝川グラウンドでの対アサヒトラスト戦。1点差で敗戦。惜しかった。
8月26日からクラブ選手権。今年は成田、佐倉と地元のような地域での開催。
26日成田大谷津球場での第2試合、侍は東近江バイオレッツと対戦。
開始直後に土砂降りの雨が降る。大会関係者、両チーム、そして次の試合のチームも総出でのグラウンド整備が行われる。試合は1-11、4回コールドで敗戦。東近江バイオレッツは強いし、層が厚い。
9月4日、埼玉栄グラウンドでの対ハナマウイ戦。単なる勝利というより努力した選手が結果を残して、勝利を呼び込んだというすばらしい実をつけた試合だった。
10月~12月 イベント多し
10月2日 ふれあい坂田池公園野球場での交流戦トーナメント。対花咲徳栄戦。8-0で勝利。
10月30日の交流戦トーナメント 対ゴールドジム戦 2-9で敗戦。ヴィーナスリーグ関連はこれで終了。
11月はAll Nationsのチャリティーマッチ。実は柏の河川敷であった2011年の1回目から複数回伺っているが、ここに亀谷さんが参戦したのは2021年。そして今年は蛭田菜月さんやエイジェックの吉田えりさんも参戦。なかなかおもしろい試合になった。
※ぼなーるちゃんねるのみなさんがYouTubeでうまくまとめてくれております。
12月4日、5日は女子野球東西対抗。場所は淡路島。実は淡路島に行くのは初めて。ここだけではなく、女子野球など野球関連で初めて行く土地多し。なんで行ったか、2年連続で亀谷さんが関東選抜に選ばれたというのが非常に大きかった。結果的には関西も関東も流石選ばれた選手たち という方々ばかりだったので、見応えはあった。来年はもっと多くの人たちに来てほしいという試合だった。亀谷さんも3試合中2試合に登板して、共に無失点だった。
締めは12月24日のクリスマスベースボール。小林雅英さんや橋本将さんなどNPBのOBなどに亀谷さんが混ざり、プレー。中学生相手ではあるものの、1イニングを無失点。そういえば、こういったイベント試合で亀谷さんが橋本将さんと何度か組んだのを観ているのだけど、だいたい1イニングあっという間。それも抑えてくる。なにかポイントがあるのか聞いてみたいところだ。
書いて振り返ってみると…
ということで振り返ってみると、2000字以上書いていた。我ながら長い。来年も同じぐらいになるのか、それとも違うことになってしまうのか、正直わからない。しかし、彼女たちは応援し続けたいし、その価値がある存在だと確信している。2023年の侍も楽しみだ。
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