育児中主婦の挑戦と迷い 子育てと着付師の道を両立させる葛藤
長男8ヶ月で念願の教室復帰
長男が8ヶ月のころ
授乳間隔もだいぶあいてきたため
着付け教室復帰を決意しました。
子守は主人にお願いし
土曜日開催の教室に復帰することにしました。
2年以内の復帰のため
出産前に終わった基礎科の次の
専攻科から再スタートです。
専攻科半日のクラスは
終了までに約9ヶ月かかります。
相モデルでの授業になるので
途中でやめることはできません。
再開したころは
月3回半日通うだけなので
そこまで大変なことは
ないだろうと思っていました。
しかし、また読みが甘かったです。
9ヶ月は思っていたよりも長かったのです。
復帰を果たすも思うようにはいかなかった
着付け教室への復帰は
私にとっては束の間の休息も兼ねていまた。
育児から解放されて自分の趣味に没頭で
きる時間が毎週楽しみでした。
夫にとっては初の一人子守ということで
不安そうにしていました。
不安がありつつもはじめの頃は
週1日子供との2人の時間を
満喫していた様子です。
しかし毎週末の子守が
少しずつ負担になっていたようです。
夫の仕事は出張が多く
平日はほとんど家にいません。
それなのに土曜は子守りがあり
ゆっくりする時間が
持てなかったのだと思います。
まだ卒乳もしていない時期だったので
子育てを最優先するべき
時期だったのかもしれないです。
次のクラスへ進みたい気持ちと迷い
専攻科後期に入ると
次のクラス師範科に進むかを
決めなくてはなりません。
またまた決断の時がやってきました。
専攻科後期があと5ヶ月ほど残っています。
半日クラスで師範科に進めば
さらに9ヶ月教室が続きます。
土曜日には家族とのイベントがあったり
毎週土曜日が着付け教室になってしまうと
家族との予定が入れられず
スケジュール調整が
難しいことがわかりました。
土曜日の教室に行けない時は
別曜日に振替になります。
その時は母に子守をお願いするので
母の協力も必要です。
当時は専業主婦だっにため
教室代を払っていくのも厳しくなるのは
わかっていました。
時間やお金のことを考えると
現実的に厳しいと感じていました。
家族を巻き込んでまで
今着付けを習う必要があるのか。
と考えるようになっていました。
決断の時
着付け教室に通うのが
家族の負担になっているのは
わかっていたので
この先について夫に相談しました。
夫からは
「子どもがもう少し大きくなってから
次に進んでほしい」
とはっきりいわれました。
子守が大変だから一旦中断してほしい
という意見に少し苛立ちを感じました。
しかし、休日をゆっくり休めないという
夫の考えも理解できました。
子どもはすぐ大きくなってしまうし
今は家族との時間を大切にする時期
と割り切ることにし
今は師範科に進まないという決断をしました。
次は2年以内に復帰
と期限を決めないでやめることにしたので
いつ戻れるかわからないし
このまま着付師になるのを
諦めてしまうかもと思っていました。
でも本当に着付師になりたいなら、
ここでやめてもまた必ず再開するはずです。
子どもがもう少し大きくなるまでは
子育てに専念することにしました。