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25/02/15(土) 共同作業日
今日の作業は、畑の横にある数十本の柿の木の剪定と寒肥施しです。
柿の剪定
柿の剪定には、以下のような目的があります。
1. 樹形を整え、日当たりや風通しを良くする
柿の木は放っておくと枝が混み合い、日光が十分に当たらなくなります。すると、
花芽がつきにくくなり、実がなりにくくなる
病害虫が発生しやすくなる(湿気がこもりやすく、カビや害虫の被害が増える)
そのため、適度に枝を整理し、日光や風がよく通るようにすることが重要です。
2. 隔年結果を防ぐ(安定した収穫のため)
柿は「隔年結果」の傾向が強く、1年ごとに豊作と不作を繰り返すことがあります。ちなみに去年は豊作の年でした。
剪定によって 余分な枝や実を減らし、木の負担を調整する と、毎年安定した収穫につながります。
3. 木の寿命を延ばし、樹勢を維持する
古くなった枝や弱った枝を切ることで、新しい枝が育ち、木全体の健康を維持できます。逆に放置すると、樹勢が弱り、徐々に実がつかなくなることもあります。
4. 収穫しやすくする
柿の木は成長が早く、そのままだと高くなりすぎて収穫が大変になります。剪定で適度な高さに抑えることで、収穫しやすくなります。
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そして
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柿の寒肥(かんごえ・かんぴ)
寒肥とは、春の生育に向けて木にゆっくりと栄養を供給するため、この時期に施す肥料のことです。特に柿のような果樹にとって、寒肥は翌年の花芽形成や果実の品質向上に重要な役割を果たします。
1. 春の成長に備えるため
冬の間に土の中でゆっくりと分解され、春の発芽や開花のタイミングで吸収しやすくなる。
木がしっかりと養分を蓄え、勢いよく芽吹くための準備になる。
2. 根の成長を促す
冬でも柿の根は少しずつ成長しているため、寒肥を施すことで根の発達を助ける。
特に根が春に一気に動き出すので、その時に養分を吸収しやすくする。
3. 樹勢を維持し、実の品質を高める
果樹は毎年実をつけると養分を大量に消費するため、寒肥で栄養を補い、翌年の花芽形成を促す。
養分不足のままだと、小さい実しかつかない、味が薄くなる、隔年結果が激しくなるといった問題が起こる。
寒肥の施し方としては、枝の先端の下に根の先端があるとされているため、ショベルで1本につき4箇所穴を掘り、鶏糞を2掴みずつ投入します。
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新メンバーが加入しました!
新しく「まちだ里山農の会」に入会されたTHさんがご挨拶に来てくださいました。これからよろしくお願いします!
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