お金をいただくということ ~理学療法士から個人事業主になって~
個人事業主として本格的に始動し、初めての対面ヨガレッスンができた。
場所は確保できていたものの、お客さんが来てくださるまでには、相当なプロセスを踏んだ。
この大変さを忘れたくなくて、記録に残してみる。
まずはHP作成。そこから、予約ページをつくり、運用できるかどうか。
そして、そこから集客をする。やはり、集客がなかなか大変だ。
「私」という人間を知っている人は限られていて、知っている人の中でもヨガをしてみようと思って、わざわざスタジオに足を運んでくる…という人はなかなかいないだろう。
今まで病院に勤めていたときは、勝手にお客さんが来てくれていた。ただ、目の前の人に向き合えばよく、人数が多い日なんて、休んでくれないかな~なんて思ったりしたが、今考えるとなんて恵まれた環境だったのだろうか、ということに気づく。
個人で集客をするというのは、どれほど大変か…実際にやってみないとわからないものだ。
そして、お客さんからお金をいただくのは「ありがとう」の印であると、私の尊敬する方が言っていた。それを頭ではわかっていたつもりだったけど、本当の意味で、今、それを実感できる。
その人が払ってくれるお金は、その人、または誰かが稼いでくれたお金であって、勝手に出てきたものではない。
それを頭ではなく、体験することで実感できたからか、初めて来たお客さんからお金をいただいた瞬間、今まで何気なく扱ってきた紙切れのお札が、なぜだかずっしりと重たく感じた。1円の重みを感じられた日となった。
今までどれだけお金を雑に扱ってきたか…と、非常に反省しつつ、
この気持ちを忘れることなく、日々を過ごせていけたらもっと大切にお金を使うことができるのだろうな~と思った。
そして、
個人事業主というのは、責任はあるけれども、お金をいただくということはどういうことなのか、社会がどんなふうにまわっているのか、日々実感できる、学びの多いものだな~とつくづく思う。
#理学療法士 #個人事業主#ヨガインストラクター#日々の記録