妹尾みのり
「短歌を詠んでみませんか?」 そう誘われたら、あなたはどう答えますか? そんなの難しくてむり、と思うでしょうか? 今SNSで流行ってるよね!という返事も聞かれそうですね。 古語辞典を片手に読まなければ理解できない難解な短歌もありますが、話し言葉をそのまま5、7、5、7、7のリズムに乗せた短歌のほうが今は主流かもしれません。 歌人・楓(かつら)美生(みお)さんの歌は、その中間。 読みやすい文体の中に和歌ならではの言葉をさらりと配し、みやびな雰囲気を漂わせた作品を多く詠まれています。 これから数回にわたり、彼女の歌を紹介します。 日本語の美しさが光る短歌を、一緒につくってみませんか?
予定のない休日に。 ちょっとした空き時間に。 ウィンドウショッピングや漫画喫茶もいいけれど… 「とりあえず、博物館でも行ってみよう!」 そう思ってもらいたい博物館紹介サイト『とりはく』。 https://torihaku.amebaownd.com/ そのコンテンツとして書かれた「博物館見学レポート」をまとめました。 ぜひレジャーの参考になさってください!
歌を詠むということ短歌とは、感動したこと、悔しいこと、悲しいことや嬉しいこと、すべてを言葉にのせて表現するものです。 歌を詠むこと、それは、長い人生において心の薬となるでしょう。 私も人生の山坂を短歌に支えられ、 82歳 まで 生きてこられました。 だからまず難しいことはおいといて、あなたの心が感じたままに、歌をつくってみてください。 きっと作歌の楽しさが、だんだんわかってきますよ。(楓美生) 第一首 (想像してみてください…) 休日の公園。 ベンチにぼんやり座るわたし
※この記事は『博物館紹介サイト とりはく』のコンテンツです。 博物館にご興味のあるかたは、ぜひ『とりはく』も見てみてくださいね(^^) アール・デコ様式の重要文化財『旧朝香宮邸』を公開中! 港区にある『東京都庭園美術館』で現在開催されている『あかり、ともるとき』展は、美術館本館にあたる旧朝香宮邸内の「照明」にスポットをあてた企画展です。 こちらの美術館、庭園自体は日常的に開放していますが、建物内へ入れるのはこうした特別展示の時だけ。今回テーマになっているアール・デコ様式
歌を詠むということ短歌とは、感動したこと、悔しいこと、悲しいことや嬉しいこと、すべてを言葉にのせて表現するものです。 歌を詠むこと、それは、長い人生において心の薬となるでしょう。 私も人生の山坂を短歌に支えられ、 81歳 まで 生きてこられました。 だからまず難しいことはおいといて、あなたの心が感じたままに、歌をつくってみてください。 きっと作歌の楽しさが、だんだんわかってきますよ。(楓美生) 第一首 (想像してみてください…) 紅葉の季節も過ぎ、空気が乾燥してきたある
歌を詠むということ短歌とは、感動したこと、悔しいこと、悲しいことや嬉しいこと、すべてを言葉にのせて表現するものです。 歌を詠むこと、それは、長い人生において心の薬となるでしょう。 私も人生の山坂を短歌に支えられ、 81歳 まで 生きてこられました。 だからまず難しいことはおいといて、あなたの心が感じたままに、歌をつくってみてください。 きっと作歌の楽しさが、だんだんわかってきますよ。(楓美生) 第一首 (想像してみてください…) 旅先での田舎道。 両側には枯草で覆われた
歌を詠むということ短歌とは、感動したこと、悔しいこと、悲しいことや嬉しいこと、すべてを言葉にのせて表現するものです。 歌を詠むこと、それは、長い人生において心の薬となるでしょう。 私も人生の山坂を短歌に支えられ、 81歳 まで 生きてこられました。 だからまず難しいことはおいといて、あなたの心が感じたままに、歌をつくってみてください。 きっと作歌の楽しさが、だんだんわかってきますよ。(楓美生) 第一首 (想像してみてください…) 行楽日和の秋の1日。 歌会の仲間と埼玉県
歌を詠むということ短歌とは、感動したこと、悔しいこと、悲しいことや嬉しいこと、すべてを言葉にのせて表現するものです。 歌を詠むこと、それは、長い人生において心の薬となるでしょう。 私も人生の山坂を短歌に支えられ、 81歳 まで 生きてこられました。 だからまず難しいことはおいといて、あなたの心が感じたままに、歌をつくってみてください。 きっと作歌の楽しさが、だんだんわかってきますよ。(楓美生) 第一首 (想像してみてください…) 残暑はまだ厳しいながらも、秋の足音がひた
歌を詠むということ短歌とは、感動したこと、悔しいこと、悲しいことや嬉しいこと、すべてを言葉にのせて表現するものです。 歌を詠むこと、それは、長い人生において心の薬となるでしょう。 私も人生の山坂を短歌に支えられ、 81歳 まで 生きてこられました。 だからまず難しいことはおいといて、あなたの心が感じたままに、歌をつくってみてください。 きっと作歌の楽しさが、だんだんわかってきますよ。(楓美生) 第一首 (想像してみてください…) 仕事帰りの夕暮れ。 今日も1日よく働いた
歌を詠むということ短歌とは、感動したこと、悔しいこと、悲しいことや嬉しいこと、すべてを言葉にのせて表現するものです。 歌を詠むこと、それは、長い人生において心の薬となるでしょう。 私も人生の山坂を短歌に支えられ、 81歳 まで 生きてこられました。 だからまず難しいことはおいといて、あなたの心が感じたままに、歌をつくってみてください。 きっと作歌の楽しさが、だんだんわかってきますよ。(楓美生) 第一首 (想像してみてください…) お盆の宵。 精霊棚へ花を飾り、揚げたての
歌を詠むということ短歌とは、感動したこと、悔しいこと、悲しいことや嬉しいこと、すべてを言葉にのせて表現するものです。 歌を詠むこと、それは、長い人生において心の薬となるでしょう。 私も人生の山坂を短歌に支えられ、 81歳 まで 生きてこられました。 だからまず難しいことはおいといて、あなたの心が感じたままに、歌をつくってみてください。 きっと作歌の楽しさが、だんだんわかってきますよ。(楓美生) 第一首 (想像してみてください…) 夏の日差しも厳しい日中。 仕事の移動で、
最終話 輝ける未来 今日は多紀さんの百日忌。 と言っても、午前中にお坊さんの読経を済ませて、午後からは出入り自由な立食パーティー形式だ。ホスト役のゆきちゃんは、お客さんの出迎え&見送りで、なんだかとても忙しそう。 「多紀さんって知り合い多かったんだね~。う~ん、全客バンザイ!」 「それを言うなら千客万来やろ」 ユフィルに突っ込まれる。 「多紀さんのお知り合いではない方もお見えですがね」 榊がグラスとお皿の追加をスタッフさんに指示しながら、そう零した。 「そうなの?
第9話 はじまりは『今』 「うわ~、結構にぎわってるんだね!」 日曜日。 今日は榊と観光エリアにある商店街へ来ている。 「ちょうどシーズンでもありますので。それで、なにをお求めになるんでしたか?」 「えーとね、このビルの中にあるコスメショップ見てみたいのと、あと桂くんから茶葉頼まれた」 観光マップを広げて見せる。 買いたいものがあって、街まで榊に車を出してもらったんだけど。 「お嬢さまに買い物を頼むとは、家人としてあるまじき所業ですね。後で注意しておきます」 「いい
第8話 嵐の夜 『夕方から夜にかけて、しだいに雨風が強まる予想です』 テレビのお天気キャスターが、朝から繰り返し大型台風の接近を伝えている。 「窓の雨戸をすべて閉めてください。それから宿直以外の従業員は、そろそろ帰宅するように。ヴィラに残る者は、手の足りないところを互いに手助けし合って乗りきってください」 嵐の到来に備えて、榊の動きもしだいに慌ただしくなっている。 (ってか、あの男は忙しくしてる時がいちばん楽しそうだな) 窓も出入り口も、ガラスの入っているところはすべ
第7話 メーワクなお客さま 「じゃあ行ってきます」 「うん。まだあんまり顔色よくないから、ムリしちゃダメだよ?」 玄関口で、あたしは仕事へ行くゆきちゃんを送り出した。 昨日は1日部屋でおとなしくしてたけど、仕事が大詰めというのは本当みたいで、今日はもう朝から出かけなきゃならないらしい。 (昨日も途中、何度もスマホに着信してたしなぁ……) リビングのソファへ座って、あたしはテーブルへマニキュアの壜を並べる。 (榊は……今でもゆきちゃんのこと好きじゃないのかな?) 昨日
第6話 執事、うろたえる! 「ん~っ、いい天気!」 空は快晴、風は爽やか。小鳥がちゅんちゅん鳴いている。 ただ今AM7時半。今日は碓井さんに起こされる前に、自力で起きられたあたし。洗濯物もちゃんと籠にインしました! (やればできる子なんじゃん、あたし!) なんて、ごきげんモードで1階へと下りた。 ダイニングへ行くと、ゆきちゃんとユフィルが差し向かいでコーヒーを飲んでいる。ゆきちゃんの脇には、榊がいつもの仏頂面で突っ立っていた。 「おはようございます、お嬢さま」 あ
第5話 ワルイ友達 このお屋敷に来てから初めて……寝坊した。 どうやら起こしにきてくれた碓井さんをシカトして、昼過ぎまで爆睡しちゃったみたい。 たぶん昨夜の疲れからだよね、そういうことにしよう! (でもまた榊に怒られそう……) ユーウツな気分で1階へ下りると、リビングのソファにユフィルの姿を発見した。 「おはよー。なにしてるの?」 「なんや嬢ちゃん、今起きたんか? もう早くないで」 見ていた書類から目を上げて、ユフィルがあたしに向かって苦笑する。テーブルの上へ積ま
第4話 社交界は毒まみれ ほわほわといい気持ちで眠っていたのに、急に瞼の裏で明かりを捉える。 閉めておいた窓のカーテンを誰かが開けたらしい。なんてことするのよぅ……。 「お嬢さま、お嬢さま、そろそろお起きになってください」 「んあ? ん~~~……」 「いいお天気ですよ?」 「む~~~……」 優しい声で呼びかけられるけど、しょーじきもう少し寝かせてほしい。 あたしは寝返りを打って、声の主へ背を向けた。小さな溜息が聞こえる。 「そろそろお目覚めになっていただかないと、榊