フォロワーシップを体現するメンバーの言葉から見えてきたこと
Voicyカンパニークリエイターのみのりーです。
2024年度から、Voicyの組織では「フォロワーシップ」を発揮することを大切にしています。
一般的に、フォロワーシップとは「チームの成果を最大化させるために、自律的かつ主体的にリーダーや他メンバーに働きかけ支援すること」と言われています。
引用:GLOBIS CAREER NOTE https://mba.globis.ac.jp/careernote/1239.html
今年度に入ってから組織にフォロワーシップの概念を社内に浸透させる施策を行う中で、私自身もよりフォロワーシップの解像度が上がってきたので、noteに書いてみようと思います。
フォロワーシップを大切にする理由
フォロワーシップを大切にする理由は、Voicyが組織として「チームで仕事をすること」を重要視しているからです。
代表の緒方は口癖のようにいつもこのことわざを使います。
Voicyで働いているメンバーは、この言葉の通り、一人で何かを早く成すよりも、みんなで大きくて苦難も大きいことを楽しいと思っているメンバーばかりです。
正直、50人以下の組織の段階では、”チームで仕事をする”というよりも飛び抜けた才能やマインドがある人が少しでもいれば、なんとか全体が引っ張られる感覚がありました。(私の主観です)しかし、今後私たちが組織としてもう一歩成長するには、チーム力が大切になってくるため、このタイミングでフォロワーシップを根付かせることが大切なのだと考えています。
フォロワーシップを浸透させるために行っていること
弊社では毎月1回全社員がオフィスに集まり、自分以外の自チーム外への理解を深めることを目的としたSynergy All Handsというミーティングを行っています。その中に表彰コンテンツを入れており、各チームからこの1ヶ月でフォロワーシップを体現したメンバーをリーダーが選びます。
リーダーは「選出したメンバーのどんな行動がフォロワーシップを体現していたか」を全員の前で発表した後、選出されたメンバーが自分の言葉で「どんなマインドや意識で仕事をしていたか」を話します。
この「表彰」というコンテンツを取り入れることによって、リーダーは、フォロワーシップをより具体的に言語化するきっかけに、選出されたメンバーはこの1ヶ月の自分のマインドを抽象的に考えるきっかけに、発表を聞いているメンバーはまだ解像度の低いフォロワーシップを具体で理解するきっかけにすることができます。
選出されたメンバーが意識していたこととは?
フォロワーシップ表彰に選出されたメンバーの言葉をこの数ヶ月聞いて、私なりにこんなマインドで行動することがVoicyなりにフォロワーシップを体現するということなのではないかと感じました。
自分がやらなきゃ誰がやる精神
事業方針を理解し自分なりにアクション
チームやプロジェクトのメンバーとのコミュニケーションを増やし理解を合わせる
とにかく内省し行動すること
自分がフォロワーシップを発揮するには
フォロワーシップを体現するにあたってのマインドは理解が進んだので、自分自身がフォロワーシップをもっと発揮していくにはどのような行動が必要なのかを考えてみました。
1つ目は、会社の方針と上長の目標を理解し、脳内同期すること。
わからないことやモヤっとすることはコミュニケーションを取り、解消すること。自分は理解が早い方だと思うのですが、モヤっとすること=違和感を言語化するのに時間がかかります。その言語化をサボらずに、意見として挙げることで脳内同期ができるのではないかと考えました。
2つ目は、勇敢さを持つこと。
結局フォロワーシップとはリーダーシップの一つなのだと自分は解釈したのですが、自分はこれまでの人生でどれだけのリーダーシップを取ってきたのだろうかと考えると、あまり自信がありません。リーダーよりも、副キャプテン・サブリーダーみたいなポジションが多かったからです。そんな自分が勇敢さを持ち、少しでもリーダーシップを発揮するためには、上長の言うことをそのまま鵜呑みにしないことは当たり前で、自分の信念を持ち、自分の言葉で信念を語れることなのかなと考えました。
おそらくフォロワーシップを大事にされている企業さんはたくさんいらっしゃると思うので、どのような取り組みをされているのかだったり、その企業なりのフォロワーシップの概念だったりももっと知りたいなと思いました!
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参考文献
①リーダーシップに出会う瞬間
②ザ・フォロワーシップ