「私の出身は」って自信もって言えるようになるまでに20年かかったよね
「出身は福岡です!」
て、最近やっと言えるようになった。
「出身」って、けっこう曖昧な表現だよね。
なぜ最近まで出身を言うときにモニョモニョしてたかというと、
わたしは千葉県千葉市で生まれ、鎌ヶ谷市に移り、福岡に移り、
熊本に移り、そして今の福岡に居る。
いわゆる「転勤族」というやつだった。
とはいっても中学入る手前からずっと福岡に住んでいるし、
両親も福岡出身(特に母親は生粋の博多っこ)なので、
博多弁(那珂川の西側なので正確に言うなら福岡弁)も少しは知っていて
幼少期から「ふくおか」という地名には馴染みはあった。
ただ実際に福岡に引っ越してみると初期は結構地獄で、
「かたらせて!」「なおしとって!」「からっとる」・・・
標準語ユーザーだったわたしにはビビるくらい言葉が分からず、
「あっ…これはつらい」って感じでした(小並感)
まぁでもそのおかげで、次に引っ越した熊本ではそこそこ対応できたし、
なんだかんだ今に至るまで福岡で大学院生やってるので、
よかったんじゃないでしょうか。(何が?)
で、話を戻すと
「最近まで出身を言うときにモニョモニョしてた」
というところなんですが、
わたしのなかで「故郷」「ふるさと」「地元」っていう意識がなかった。
どの土地に対しても。
中学まではどこに行っても数年(短くて1年半とか)で去ることになり、
友達も近所付き合いも、何もかもすべてリセットされて、
最初はすごく悲しかったけど、途中から諦めが入るんですよね。
あー、どうせここも長くないのかな。とか。
まぁ、そんな子供時代でした。
うまく言えないんですけど、
アイデンティティのひとつに、「出身」ってあると思っていて、
うーん、何だろうな。
とにかく、大学入って「出身は?」っていう会話を繰り返していくうちに、
アイデンティティのある一部分(出身=福岡)が形成されて、
福岡という土地と向き合うことが増えたと思います。
福岡と向き合ったから、
「出身」っていうアイデンティティが形成、確立されたのか?
まぁとにかく、福岡に向き合う時間がすごく増えて、
結果的にわたしは福岡がめちゃくちゃ好きになっていたわけです。
飯はうまいし、ほどよくコンパクトだし、バスと地下鉄で最強卍だし、
糸島とか行けば自然も楽しめるし、飯がうまい。これマジ。
観光?
タワーでも登っときゃいいと思うよ。
ちなみに、ここで言う福岡とは、福岡市の博多区以西と糸島市あたりです。
北九州とか筑豊とか筑後はまた文化圏が違って面白いです。
※東区は実質筑豊だと思ってるし、南区は筑後だと思ってる。
そしてほとんどの人は下山門以西を糸島市だと思ってそう。
あと糸島は佐賀とか言うなよ?・・・伊都キャンパス?知らないですね。
そういうわけで、わたしの福岡愛が覚醒していったわけです。
福岡はいいぞ。
今なら福岡出身です!って胸を張って言えるし、
それに喜びを感じている自分がいる。ほら、福岡県民だぞ。
(普段は少ししか出さないけど)本当はチャキチャキの博多弁喋れるし、
博多一本締めとかできるよ、
・・・知ってる?博多一本締め(手一本)。
あれ、マジで所見殺しなので、福岡に来る人はぜひ覚えると良いと思う。
よくわからんくなったからまとめ。
・出身を胸張って言えるのは嬉しい(個人の感想です)
・福岡はいいぞ
・博多一本締めはマジで所見殺し
以上。
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