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花の三兄弟 新開地劇場 その③

こんにちは。みのるです。医療法人で広報をしたり教育したりしています。
自己紹介やプロフィールは別のところに。
さて、今日は週に一度の観劇日記の日です。
早くしないともう三兄弟静岡にいるのに終わらないわ。

日付: 2020/06/21
題名: お芝居『浮草哀歌』

筑紫桃之助座長が女形で演じるお芝居が大好きな筆者でございますが、これまでなかなかチャンスがございませんでした。

が、しかし!
今年は私、持っております!

まずは先日の菊太郎劇団との合同公演での『元禄万治』での桃太郎座長との夫婦役で女形をを初見。桃太郎座長扮するやくざの親分役と息ピッタリ。さすが!色っぽくて可愛い奥さんを好演でした。

そうしたら、続けてまたまた今日も桃之助座長の女形にあたったではアリマセヌカ!?

しかも今日の旦那様役は花道。
今年はわたし、ほんとについてる。

花道扮する商家の旦那に嫁いだおよう(桃之助座長)であったが、花道旦那が不治の病を患えば一転、先の見えぬ看病にあいそつかせたおようは、家を出てしまう。

しかし、数年が経ち、花道旦那はすっかり病を克服する。一方おようは、産後の肥立ちが悪く失明していた。

およう、を演じた桃之助。花道旦那の優しさ、懐の深さにほだされ、本当はかつて愛した男の元へ帰りたい、でも帰ってしまえば花道旦那が笑い者になってしまう。

「甘えてしまえば、私は駄目な女になるでしょう」

拒絶されてもいないなら、甘えればいいのに…。どうして自分を追い詰めるの?

最後に花道旦那に手を引かれそうになり、戻るのか、と思いきやひとりで生きることをきめたおよう。

涙なしでは観られない芝居でしたし、自分の視点が、花道になったり、おようになったりクルクル変わりました。

夫婦とは何か?

考えさせられました。

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このお芝居は博多家座長が中村喜童座長のところにゲスト出演した折りに気に入って、芝居を立ててもらったそうで、観た観客たちが帰りのバスで「おようのその後について」話のネタにしてほしい、、と筑紫の芝居に加えた作品だそうです。

観劇(感激)日記の提供はぐりこさんでした。


今日もハッピーな一日を
楽しもうね
ではまたね

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八田 零 ∣ゼロ
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