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コーヒーの風を感じたい



シロフクコーヒーがオープンしました

こんにちは
こがみのりです(=゚ω゚)ノ


10月18日にオープンした
茶肆ゆにわの姉妹店
「シロフクコーヒー」ですが


おかげさまで、いいスタートを切っております

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最近は、こががシロフクで
スガイが茶肆にいるという感じで
茶人からバリスタへと
華麗なる転身を遂げております(笑)


とはいえ、もともと私は北極老人から
コーヒーの淹れ方を通して
感覚をうつすという事を教わっていましたので


本人的には、お茶がコーヒーに変わったところで
何の違和感もないのですが(笑)


むしろ、いまだにコーヒーは好んでは飲まないこがですが
シロフクコーヒーのドリップコーヒーは
すごくおいしいと思います(`・∀・´)

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ちなみに、茶人からバリスタへ転身と言っても
正直、お茶も、コーヒーも


やってることは変わらないんですよね(*^^*)


というのも、茶肆ゆにわの茶葉は
ご神名や、歴史上の偉人のお名前をいただいていて


お茶を入れることで、その人や神様と
エネルギーの循環を起こして
神様は、その威を増し
茶人は、その威を借りて徳を得る事ができる


という、神社参拝でしたが
コーヒーの場合、そのエネルギー循環の対象が
世界になるという事です

世界の神話を伝えるコーヒー


メソアメリカの神話に出てくる神様たち

テスカトリポカ
ケツァルコアトル
ショロトル

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など、これらの神様たちや
その神様と共に生きた人たちに対して
エネルギーを送るという事になるわけです


もちろん、メソアメリカだけではありません


インド、エチオピア、ブラジルなど
いろんな国の豆さんが届くので
それらの豆さんを通して
産土の神様にエネルギーを送るわけですが


これがまた、ほんと
血なまぐさいんですよね(笑)
神話が(;^_^A


例えば、現在、ドリップコーヒーで使っている
メキシコの豆さんがいます


この豆さんの生まれた農園のある土地は
オアハカという場所で、古代の祭祀場があります
そこで、食物神をお祀りしていたわけですが


まあ、あちらのお祭りには
人身御供がつきものです
生贄ってやつですね・・・


その生贄の儀式が
エゲツナイんですよ( ̄▽ ̄;)
だから、神様だけではなく
その神様のもとに旅立った人たちへの祈りも込めて
ドリップをしているわけです


日本のお茶って・・・
平和だなー・・・って、思います(笑)


で、コーヒードリップは
一杯のコーヒーを淹れるのに
40~50粒くらいの豆さんを使います

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だから、コーヒーをドリップしてる間に
その豆さん一粒一粒と対話するつもりで
お湯に祈りを乗せて、注ぎます


コーヒー豆と対話するという事



いろんな思いをもって旅立った人たち
その神話に描かれる神様一柱一柱をお祀りするつもりで
語りかけながら、ドリップします


もうね、これは
「鋼の錬金術師」で、ホーエンハイムが
賢者の石の犠牲となった何万人という人の魂と
時間をかけて対話し続けた・・・


そして、対話が終えた魂とは
エネルギーの循環ができている
つまり、祟り神が鎮魂されて
力を貸してくれる神様として、そこにいる

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そんな感じなんですが
それを、コーヒーの豆さんとの対話でやるんです


でも、対話で大切なのは
一方的に話すのではなく
ちゃんと、豆さんの声も聞くという事です


「深淵を除く時
その深淵もまた、こちらを覗いているのだ」


のような感覚で
語りかけながら、同時に
豆さんの気持ちになって、私自身に語り掛けている


この対話の循環が起こった時
コーヒーから風が吹くんです


今日、メキシコの豆さんをドリップしながら

よくきたね
来てくれてありがとね
お客様に喜んでもらえるといいね
きっと喜んでくれるよね
みんなが顔になったらいいね


など、語りながらお湯を注いでいた時に
席に座って待っていたはずのお客様が
おもむろに、カウンターにコーヒーの受け取りに来てくれました


その時に、私は豆さんに

良かったね
お迎えに来てくれたね
うれしいね

そう語りかけた時
なぜか、私が泣くほど嬉しくなりました
豆さんの歓喜が伝わってきたみたいで
ちょっと、ホントにウルウルしてしまって


これはあかん
お客様から見たら、ただの変な人や!!


そう思い、一生けんめいこらえたのですが
同時に、ああ、豆さんはこんな気持ちだったんだな・・・と
何だか、私自身が癒されてしまいました(笑)


その後、コーヒーを受け取ったお客様も
店内でゆっくり時間を過ごされたのですが
最後に、すっごくおいしかった!!と、わざわざコメントをいただきました


やっぱり、ここは「ゆにわ」なんだな

お茶だろうが、コーヒーだろうが
ここはゆにわで、世界とつながっているんだな

だから、縁あって来た豆さんたちを
一粒一粒、ちゃんとお迎えして、送り出そう


改めて、このような役割をいただいたことに感謝しつつも
自分自身がもっともっと、精進していかねばと思いました

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シロフクコーヒーの日々を綴る


シロフクコーヒーのブログでは
豆さんたちの話や
スタッフが彼ら自身の目から見たシロフクを語っています


特に、ニューカマーのあんちゃは
私が話したことを、上手に文章で表現してくれるので
非常にたすかります


ぜひ、シロフクブログも応援していただけたらと思います
↓ ↓ ↓
https://ameblo.jp/shirofuku-coffee


というわけで
楠葉に来られた時には


時間があるときは、ゆっくり茶肆に
お急ぎの時にはぜひ、シロフクにお越しいただけたらと(=゚ω゚)ノ


それでは
こがみのりでした(∩´∀`)∩


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