見出し画像

【保育】「地方公務員は安定?」公立保育士として働くメリット・デメリット

公務員と聞けば手堅い仕事のイメージがありますよね。ここ近年のコロナ禍で「収入が落ちた」「売上が落ちた」という声を聞くと、公務員という職はさらに人気が高まっていくのではないかと考えます。

この記事では、地方公務員として働いていた僕が感じた「メリットとデメリット」をご紹介します。「これから公立保育士として働きたい!」と考えている方のご参考になれば嬉しいです。


メリット

|休みがしっかりある

完全週休二日制に加えて祝日もお休みなので、しっかり休みが保障されています。僕のところでは、たまに土曜日出勤もありますが、代わりに平日に休みがあるので安心です。平日にしかできないこともあるので、個人的には嬉しいです。

|定時にしっかり上がれる

保育士の仕事のイメージは、「定時に上がれない」「持ち帰り業務がある」でしたが、勤務時間内にやるべき業務を終える事ができれば定時で上がることが可能です。

「残業はせずに定時に上がりたい!」と考えている方には働きやすい環境ではないでしょうか。

|「豊富な研修」と「さまざまな部署の方と関われる環境」

地方公務員は、さまざまな職種があります。教育関係、市役所勤務、警察、消防など多岐にわたります。研修では同じ時期に入社した人で行われることがあり、さまざまな部署の方とお話しできる機会があります。

また公立保育士の研修は比較的充実している自治体が多く、日々の業務に直結してすぐ実践できるものばかりです。

「さまざまな仕事があるんだ!」と知ることができて、交友関係が広がるのが嬉しいポイントですね。

|「安定した給与・ボーナス」と「充実した福利厚生」

公立保育士として働く大きなメリットの一つは、「ボーナスが支給される」ではないでしょうか。
民間園でもボーナスをしっかりと支給してくれる園はありますが、「確実に一定額の支給がある」のがとても嬉しいですよね。

また年数に応じて昇給もしていくのも、長く勤めたいと考えている人には嬉しいですよね。産休や育休の制度もしっかりと整っている環境なので、共働きの方なども働きやすい環境なのも魅力的なポイントですね。

次は地方公務員で働くデメリットをご紹介します。

デメリット

|副業できない

今では「副業OK」を掲げる企業が少しずつ増えてきています。若者の中でも、「副業で稼げるようになりたい!」と考える人も多く、WEB関係の仕事を勉強している友人など多いのではないでしょうか。

公務員という働き方は、「収入面での安定」や「経済に左右されにくい給与設定」と堅実に長く働きたい方にはおすすめですが、「若くして早く稼ぎたい!」「副業をしてバリバリ働きたい!」という方には物足りないのかもしれません。

|年功序列が根強く、早期出世が難しい

勤務年数を重ねていく毎に、給与が上がっていき、役職がついていく「年功序列」になっています。つまり、「会社にどんな貢献をしたか」よりも「会社に何年貢献してきたか」が着目される環境です。

年功序列の企業は安定して長く働けるメリットはありますが、逆を言えば、「出世したくない」「役職になってストレスを感じたくない」と思う人が増えていく環境にもなりかねません。

その分長年勤めている方が役職についていることが多く、役職ポジションがなかなか空きません。「収入を早期に増やしていきたい」「早く部長や課長に昇進したい!」と考える人には公務員という働き方では時間がかかってしまう可能性が高いです。

次に「公務員の働き方が向いている人」「公務員の働き方が向いていない人」をご紹介していきます。

公務員に向き・不向きな人

|公務員という働き方に向いている人


①しっかり休日が取れる
②安定したボーナスが欲しい
③市民のために働きたい

|公務員という働き方に向いていない人


①本業と副業で稼ぎたい
②実力・スキルで勝負していきたい
③数字を伸ばしたい(売上を増やすことや収入を増やすこと)

|まとめ

仕事の取り組み方や自分自身の性格上、「どちらが向いているのか」を判断するといいと思います。大切なのは、「どちらでも働ける選択肢を持つ」事です。

地方公務員は地域にもよりますが、倍率が高い地域もあるので誰でもなれるものではありません。もし公立保育士として働くのか、民間園で働くのか悩んでいる方は、地方公務員試験対策を行いながら進路を選ぶのがいいでしょう。

今後の進路選択の参考になれば嬉しいです。


いいなと思ったら応援しよう!

yudai/高知県在住ひとり暮らしの社会人
「もっと記事を見たい!」「面白くて有益な情報を知りたい!」方はぜひサポートをよろしくお願いします。 サポート費は ・今後のコンテンツでの費用 ・活動を続けていくための資金 ・購入品紹介、レビュー投稿 に使わせていただきます。