#1-1 免疫ってなに?
皆さんは「免疫」と聞くと、どういったことをイメージしますか?
体を病気から守ってくれる防御システムの意味であったり、
「ヤバい先生にも免疫があるよねー」なんて言ったりもしますね。
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免疫(英語ではimmunity)はラテン語のimmunitasに由来します。
immunitasの意味は「ローマ帝国の元老院に所属する貴族が在職中に法的な訴追から免除される特権」を意味する言葉だったそうです。
要するに、不都合なことから逃れるということですね。
そこから転じて、immunityは「病気(特に感染症)から免除されること」を意味するようになったそうです。
免疫システム(immune system)には、たくさんの細胞や分子が関わります。
そういった細胞や分子が協力して、体の外から来る異物を排除する反応を免疫応答(immune response)と呼びます。
感染力のある病原菌だけでなく、感染力のない異物や自分の細胞によっても免疫応答は起動(惹起)します。
例えば、花粉には感染力はありませんが、吸い込むと鼻水と痒みが止まりませんよね?
癌細胞のような異常な細胞も異物として排除されます。
さて、免疫システムに関わる細胞は、どのようにして異物を攻撃しているのでしょうか。
そして、どうやって異物を見分けているのでしょう。
色々と疑問が浮かびますよね。
これから一緒に勉強していきたいと思いますので、どうぞよろしくおねがいします。