
お互いを大切にするコミュニケーションのコツ【自分らしく働くを考える】
前回のまとめ
・コミュニケーションの取り方は、自分と相手の2つの軸から客観的にとらえてみる。
➨自分も相手もOKなコミュニケーションを目指そう。
・性格の問題ではなく、言葉の選び方の課題
お互いを大切にするコミュニケーションの具体的な方法は?
◆「私」を主語にした「I(私)メッセージ」を使う。
➨ちなみに、反対は、You(あなた)を主語にするYouメッセージ
◆I(私)メッセージは、3部構成で伝えるのがポイント!
①相手の行動<非難がましくない表現で>
②自分や周囲への影響
③自分の感情
◆つまり、前回のAさんの例で考えると
<Aさん…期待に応えようと、どんな指示にも必ず答える。けれど、どんどん仕事量が増え、疲れている様子>
「私は次々と仕事をお願いされると(①行動)、
仕事が追いつかず溜まってしまって(②自分への影響)
すごく疲れて困ってしまいます(③自分の感情)」
◆ちなみに!YOUメッセージは
NGバージョンのYOUメッセージだと、
「あなたが指示をたくさん出すから疲れる」
「あなたの指示に応えられない」のように、
「あなたの配慮がないから」という責める形になりがち。
伝える側はそこまで言うつもりなかったのに、責めるように受け止められてしまう、そんなもったいない場面を無くすためにも、
Iメッセージを意識していけると良いのかもしれません。
とはいえ、
日常の中では、
「自分だけ工夫しても、相手に反発されてしまう」
という場面も多くあるのではないでしょうか…?
\そんなときの話の聞き方にコツ。また次回お伝えします。/