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秋の小田原レトロさんぽ

10/27(日)

神奈川県 小田原。
夫の実家から1番近い新幹線の駅なので最近よく行くようになりましたが、駅周辺と小田原城くらいしか行ったことがない。鈴廣のかまぼこは美味しくてよく買って帰るけど。

箱根に行く時に乗り換えで使ったり、観光地の入口ではあるけれど、あんまり観光したことがない方って結構いるのではないかと思う。
そんなわけで、用事を済ませたあと、城とかまぼこ以外の小田原の魅力を探すべく半日お散歩してきました✌️


ふわっふわアジフライ(磯のや)

元々喫茶店でランチしようと思って目星をつけていたお店に向かう途中のことでした。

か わ い い

この巨大なアジフライに目を奪われました。
早起きしてお腹ペコペコだった私、一気にガッツリ食べたい気分に。米、食べたい…

そんなわけで誘惑に負けて入店したのは
小田原アジフライセンター 磯のや というお店。

メニューもアジフライ型で可愛い
なんかピョコピョコしてる
ご飯のおともは左からガリ、ポテサラ、のりの佃煮です。
これがまた美味しかった…

アジフライ定食を注文しました。
アジフライにつけるソースを5種類の中から選べます。私は梅タルタルにしました!

食べかけで申し訳ないですが、アップでもご覧ください

アジフライ、超ふわっふわ。
ふわふわ具合で言ったら歴代1位だと思う。
揚げ焼きっぽいやつも好きだけどこれは圧倒的ふわふわ。サクふわ食感。
小田原漁港は餌が豊富で、他のアジより脂がのっているそうです。
そしてタルタルがめっちゃ合う。美味しくてご飯にもかけたいくらい。
値段は1900円程とランチにしてはお高めですが、納得できる美味しさだった。


小田原文学館

アジフライを食べてお腹いっぱいになったあと、小田原城のお堀を通り過ぎて、20分ほど歩く。中心街から離れると、人の数はめっきり減りました。

小田原文学館に来ました。
生憎の空模様

元々は元宮内大臣田中光顕の別邸だったそうです。この本館と後で紹介する別館は、ともに国の登録有形文化財となっています。

入場料は250円。中には小田原出身の文学者 北村透谷や尾崎一雄に関する展示があります。
中の展示は撮影禁止だったので割愛。

サンルーム
サンルーム側から撮った写真

本館一階の談話室と二階洋室の南面に張り出したサンルーム及び三階のべランダは昭和初期のモダニズム建築の特徴をよく示しています。

小田原市ホームページより


尾崎一雄邸書斎

同じ敷地内にあります。書斎部分のみを移築したとのこと。こちらは外からの見学のみです。

だれもいない


白秋童謡館

こちらも田中光顕伯爵の別邸だった建物です。
詩人、童謡作家だった北原白秋の、特に童謡に関するものを中心に展示しています。
入場料は小田原文学館と共通です。

外観撮り忘れたので小田原市HPより
だれもいない


日曜の昼下がりだけど貸し切り状態だった。
私は文学の知識がほぼないのですが、文豪同士の交流 という展示で互いに送りあった年賀状が展示されていたのが面白かったです。
島崎藤村からの年賀状とか、「恭賀新年」って走り書きで書いてあるだけだった。まさかこんなのを晒されるなんて思ってなかっただろうな。

2階は休憩室と映像コーナー

2階に上がってもやはり貸し切り状態。
でもおかげでこの旅館の一室のような素敵なお部屋を独り占めできました。

掘りごたつになってて快適

映像コーナーといっても、ボタンを押したら流れるみたいなやつではなく、家で録画した時のような録画一覧がテレビに映し出されていて、リモコンで操作して勝手に見るスタイル。
「北原白秋と小田原」(だったかな?20分くらいあった)を観た。白秋、姦通罪で訴えられたり、小田原にはほぼ一文無し状態で移住してきていたり、結構スキャンダラスな人生を歩んでた。


コーヒーショップかざみどり

今度こそ目星をつけていた純喫茶に行こうと、目指す前に一応営業日を調べると、なんとこの日は休み!純喫茶めぐりをしてると結構こういうことがあるからあぶないあぶない。

文学館に向かう途中で見かけた喫茶店が良さげだったので、入ってみることに。

このレトロな看板に惹かれた
常連さんも観光客も受け入れてくれる居心地のいい店内
アップルパイが食べたかったので紅茶にしてみた

ケーキセットは700円。やっっすい。
近所にあったら絶対通いたい。

観葉植物の横のコンセントにパンダがついてるの見えますか?
何なんだろうこれ。めっちゃ可愛かった。


他にも行きたいところがあったのですが、夕方になると閉まってしまう場所だったので時間がなく断念。
また次来た時の楽しみに取っておきたいと思います。


小田原駅直結「ミナカ小田原」
足湯があるけどいつも混んでて入れない

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