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泡沫を現実に:汀晶蜾さん鑑定レポと本との出会い

普段読み慣れない本を手に取るきっかけはやはり他人から。
ということで、今回は占いレポと、なんだか意図して古書店に行きました、という話の二本立てです。

鑑定とアドバイス

汀さんには二度目まして、でした。
命・卜・相なんでもござれの汀さん、こちらは占星術の記事。

前回自分が受けた鑑定についてはこちら。引用いただき感謝です。

続・鑑定

前回の相談でだいぶと星の流れは教えていただいたので、今回は人相についての相談枠。
お会いする前、前回のアドバイス箇所を気にしつつ、調子がよくなった気もするけど自信ないというか勘違いだったらどうしよう、でもアカンかったらちゃんと言ってくれるはず……と待ち合わせ場所へ。
ご挨拶して早々、こちらからお伺いする間もなく「人相、前よりもよくなってきていますね」と。

ほっとして早々、手持ちのメイク道具について「あれこれ揃えたいけれど、いの一番にハイライトはマスト」とのアドバイスでした。

少々人相についても掘る

顔を覚えていただいていて、雰囲気が変わったとお伝えいただけるのはとても嬉しい反面、あまりにもここから変わっていったら何某か、自分の内側がおかしげな事になっているのかも、と振り返りながら思うところではあります。

そして、残りの時間でメイク実践についてと、この数ヶ月学んだ内容を復習がてら聞いてみることに。

例えば
みん「創作活動の場にいる人の顔パーツについて、全体的に内寄りな印象が強い方が多い印象でしたが、全体としてそうなんでしょうか」
→汀さん「おおむねそうなる可能性はあります。理由は自身の考えに集中していく人が多いから」など。

なんとなく自分の中にあった違和感とか、特徴とか、そういったものの一部は合っていたのかも、とすっきり半分、まだまだ自分はわかってないなの半分。上澄みしかまだ学べていないので、こういう部分からコツコツだなと思いました。
また、メディアに多く出ている方を例に出すのはとてもわかりやすいなと思いながらも、出力する際には各方面に配慮が大事だなと改めて実感した次第です。

今回の自分なりの学び

ご本人が意図したかどうかはわかりませんが、メインは立ち居振る舞いについて教えていただいたのかなと勝手に思っています。

短い時間の中で、私のほうがあれもこれもとなっていました。ゆえに、実際のところは「まだその段階ではない」だったのかもなあと改めて。

というか私が場に飲まれていました。久しぶりに都会というか街中に出たのと、たぶんずっと変化を見てもらえているぶん「これ合ってます?!」とわたわたしていたのが原因です。年相応のふるまい、未だわからず。

そしてちょっと振り返る

ホロスコープのサイクルで、これをやってみては、からおおよそ五ヶ月ほど。
たぶん、ちょっとこなれてきたというか「この日にやったけど終わってないな」「じゃあ、明日もちょっと走ってみるか」「次に回せるように準備しよ」のバランスがとれるようになった気がしています。

もちろん毎日更新するのがベストかとは思いますが、そういう生活ができるように準備していくのも、今の私なのかなと思っています。
うだうだしていた今回の前哨戦はこちら。

自信と愛着

メイク道具も参考で見せてもらい「これがあるとなおよし」と言われていたハイライトほかを試すことに。
もちろん、それだけではなく、あれこれお試しのチャンスを頂きました。

その中で、やっぱり好きなものは好きだー、と自覚させられたことが多々ありまして。
思っていた以上に自分のこだわりが強かったことに自分でびっくりしました。だからこそあれこれ「これいいんですか」「これとこれならどっちですかね」と汀さんに聞いてしまったんだと思います。多分。

おすすめいただいた中で、当日の予算の都合選んだものはハイライトひとつだけでしたが、以降の自分で「あれ。なんか自信ありげに見える?」と。

正直、最初は「なぜその色合いだったのだろう」と思ったのですが、実際にやってみて「なんとなくよさそうに見える」という実感がありました。

変遷を図にすると案外わかりやすかったなと思ったのでメモ。ハイライトありのほうがキリッとしている気も。

自分でもうまくメイクできているかわかりませんが、自分の中で「これを使う」のラインを決めて、鏡を見ながら試せるのはとてもありがたく思いました。帰宅後崩れたらこうなるんだの参考に、ちゃんと自撮りもしました。

きっと下の記事のような効果なのかな、とも思っています。(有料記事です)

だるだるを読む

怠惰って、結局自分のことを一番適当に扱うことですよね、と思った次第です。毎日それはアカンやろと、牡牛座概念の美を諭された感覚でした。あくまで自身から見て美しくあれ、と。

できればこの尻叩きに、冬になるまでに紹介していただいた残りのアイテムも購入したい! と思っているのですが、冬は新アイテムの時期でもあり。
その取捨選択をきっちりするのも、また自分のためになるのかなと思って計画を練っています。

更に鑑定から数日後のタイミングで髪を切りました。伸ばすには扱いづらい自分の髪、むしゃくしゃのタイミングとアレやそれやとが重なったのでバッサリとやってやりました。
イメチェンするつもりで新規開拓したものの、苦手なタイプならどうしようと思って向かった美容室でなかなか面白い美容師さんに当たったので、これもそういうタイミングだろうなと盛大にポジティブにいこうと思います。

職場でも思った以上にはあんまり絡まれなかったので倍以上にうれしかったです。よくある、髪切るイコール振られたんですかとか言われかねない職場ゆえ。

そうして本の話へ

ツイキャス等でも聞いている限り、間違いなく、頭の中にいろいろな作品情報が詰め込まれている汀さん。私がそこまで詳しくない分、そんな作品や世界もあるのか、という部分が多いのですが、今回の鑑定の中で、こういうアプローチがあるよ、という例でご紹介いただいたのがこちらの本。

これまでこの本を読んだことがなかったのですが、あっさりと一気読みでした。
たぶん、今フラットに占いを勉強しているからこそ読めたように思います。コロナ前とか、キラキラしたふわふわした世界=占いと思って読んでいたらぽいっと捨て去っていたかもと。

それを他人の視点で、しかも商業で見せるんだ、という部分についてわりと衝撃的でした。ただ、それは「こんな事書くなんて!」というよりも、内容を受け止められる自分に変化していたことに対してでした。

占い師に夢をみているひとは読んだほうがいい。もちろん、そういうスタンスじゃないひとでも、とは思います。でも読むタイミングってわりとあるなと思った作品でした。

そういう商売としての考え方もできる中で、自分がどうして○○さんに鑑定してほしいとか、話を聞いてもらいたいとか。当たり前だけれど盲目的に「ここに来れば人生好転」なんて楽しい話はないよなあと、一時期ものすごいアイタタタな人だった自分は思います。

ちょっと痛い目見たことはあるとはいえ、今も一部、そうなんだと思います。だから対人、お付き合いの距離感、大事にします。

書店での巡り合わせ

鑑定の中で「京都にアスタルテ書房さんってところがありますよ」とお話いただいたため、鑑定後にもろもろを済ませて伺うことに。

メイクでテンション上がってるvs日傘を貫通する直射日光という暑さ、で店舗前を三度スルーしてから到着。

アパートの一室が書斎、というコンセプトのロマン。こういう造りにしてもいいんだ、と感動しました。本当に、一軒家の一室がそのままアパートにあるような雰囲気です。

そして、あまりこういった場に入ったことはなかったのですが、本の状態がとてもよく、私の知らない世界が広がっていたことでがつん、となったわけです。

そんな雰囲気に飲まれていたところ、奥の方から「お疲れ様です〜」とぼんやり聞き覚えのある声。
靴を脱いで、顔を上げた自分の前に、現れたのは、数時間前にお会いして完成した顔をにこにこ褒めてくださった方。


――どう見ても数時間ぶりの汀さんでした。


「……?! み、汀さん?」
「どうもです〜。来たんですね!」
「あ、ハイ、さきほどぶりで。あの、せっかくならと思いまして」
(この辺の記憶がテンパっててうろ覚え)
「ここめっちゃいいので、みんさんもゆっくり見てってください。あ、こちらさっき鑑定受けてた方で〜(と同行の方との会釈タイムへ)」

……と、いうわけで、こちらで汀さんと同行の方と運命の出会い(意訳)を果たしました。また数ヶ月以上お会いする機会はないと思ったらその日のうちにお会いでき、なんならお店に伺った時間も鑑定からかなりずれていた、というシチュエーションから変なテンションだったのは言うまでもありません。
その日一日でキョドりのバリエーションを複数見せることになるとは思わず。

自分のほうも落ち着いてから、澁澤龍彦作品が集まる棚はここで、入門はこのあたり、ほかにもたくさん好みがあると思うのでじっくり考えてみて、と教えていただきました。
その後間もなく、ざざっと数冊購入していた汀さんと同行の方のほくほくな後ろ姿ふたりぶんをお見送りし、購入した本のうちのひとつはこちらでした。

おすすめいただいた作品とも自分の書いているジャンルとも少し異なっていますが、「少年」といういちジャンルの系譜がわかる本がほしいと思っていたので、さらっと手にとってしまいました。

例に複数の作家さんの情報が載っていたことも購入の理由のひとつです。
まだ知らない世界があるとき、参考文献エリアを役立たせるべきなんだなと、学生を過ぎてから改めての学びをひしひしと感じている最中です。

もちろん、古書というほど古い本を購入したのかと言われるとそれまでですが、自分の中ではいわゆるブック○フとか、古○市場とか、そういう大衆向けのエリアでしか直接買い物をしたことがありませんでした。
該当の書店さんのような「うちが一ジャンルです」という形の古書店さんで、リアルできちんと買い物をしたのが初めてということもあり、非常に思い出深いものになりました。

他のみなさんも、なんとなくお気に入りのジャンルがあるのか、ある程度決まった棚の前で黙々と目的の本を探されていた印象です。

ほかにも二冊ほど購入しています。じっくり、丁寧に読んでいきたいと思います。

余談でオンラインの推し書店さん。

こちらのBooks移動祝祭日さんがわりと好きでぽつぽつ、購入させていただいています。Secretbookのサービスで知った作家さんもあり。選書サービスで選んでいただいた本は今でもたまに読みます。
こちらは作品により、新品・古書どちらも含まれています。

ラッピングやメッセージカードの雰囲気も好きで、関東に行く機会があれば書棚も見に行きたいなと思って居るところではあります。

余談の余談ですが、アスタルテ書房さんも含め、ラッピングがとてもおしゃれで素敵なのでお気に入りなのでした。
アスタルテさんの包み紙、たたみ方失敗したけどそのうちブックカバー化してみようかと企んでます。ブッカー買わねば。

総括

ブクログも再開して、あれやこれやと本をポンポン入れてみているところ。昔読んだ本も、図書館で借りて今ここにない本も、確かに存在していて、少しばかりは自分の内側に蓄積されていたのかもしれないなと思いました。

自分が何を書きたいのか、描きたいのか。

もっと自分の声に従って戦ってみたいと思います。
そして、そういう出力をするときの自分がどういう姿かたちでありたいのかも明確にしていくことが色んなイベント・講座に出て学んだことのひとつかもしれないなと思いました。

改めて、貴重な学びの場をありがとうございました!

直近だと東京出張もあるそうなのでタイミングの合う方はぜひ対面をおすすめいたします。(ダイマ)


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