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『渡美塾』 2021年第1期 開講!

公益財団法人みんなの夢をかなえる会 事務局長の平渡です。

2021年4月13日に、渡美塾の2021年第1期が開講しました。

新型コロナウィルスの影響で中断となっていましたが、
みなさんのリクエストに応え、いよいよ再開しました。

渡美塾(渡邉美樹実践経営塾)は、
当会の代表理事である渡邉美樹(ワタミ株式会社代表取締役会長兼グループCEO)が塾長 兼 講師を務める実践的な経営塾です。


今期はコロナ禍においても、
定員の80名を超える方が入塾してくださいました。

第1回の講義は、渡邉が経営する「ワタミ株式会社」が現在取り組んでいる、
数々の施策・戦略を交えた内容になりました。

机上の空論ではなく、実際に動いていることをベースに講義をするため、
非常に濃く、実践的な内容となりました。


私もずっと講義を受講していました。

その中で、私が特に印象に残ったことを2つご紹介します。

ひとつめは、コロナ禍での戦い方のうち「一定以上の自己資本比率をキープする重要性とその具体的施策」で、
渡邉からは劣後ローンと優先株を活用するための講義です。

劣後ローンと優先株を活用することは、非常に重要です。

劣後ローンも優先株も取り組んでみると、それほど難易度が高くはないはずのです。

しかし、知らないと打てない施策です。
特にそれなりの規模がある中小・中堅企業はこの2つの施策はしっかり検討すべきだと思います。

私も前職で両方を活用しました。
新規出店が続く中で、自己資本比率を下げずに資金調達をする手法としてかなり有効でした。

もうひとつ、心に響いたのが、
基本中の基本である「QSCをしっかりやること」の重要性です。

講義では、渡邉が起業時に買い取った「つぼ八」のことを事例にあげました。

元々500万円の月商だったにも関わらず、
QSCを徹底することにより、月商が1500万円になりました。
売り上げが3倍になることからも、
「QSCをしっかりやること」の重要性が伝わりました。

現在、ワタミが取り組んでいる、「から揚げの天才」のフランチャイズ加盟店は早くも100店舗に達成する見込みです。
その中で、業績がイマイチの店舗には、「QSCが低い」という共通点があるとのことでした。

厳しい状況になると、どうしても秘策や奇策を探してしまいがちです。
そうではなく、「基本の徹底」が一番大切であることを感じました。


渡美塾の魅力は、毎回新たな塾生の方々とのつながりが出来ることです。
今回も沢山の熱い想いを持った経営者の方々が参加されました。
そのような方々とご縁が出来て、大変嬉しく思っています。

次回、5月に第2回を開催いたします。

こちらのnoteで、毎回の開催報告をします。
ぜひ、楽しみにしていただければと思います。

渡美塾の詳細は、下記のプレスリリースをご覧になってください。


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