川俣地区でも勉強会がありました

少し時間が空いておりました。松阪市飯高町での巨大風車建設計画の話。

4つの住民自治協議会のうち、上流2つは去年の秋には勉強会を開き、住民説明会もあり、只今署名活動奮闘中なのですが、下流2つは人数が多いこともあり、勉強会も何度もお流れになっていました。

新聞の報道などを逐一追っている人や自分から話を聞きに行く人などは、どんな話なのか、近くに住む者としてどうしたらいいのか、早いうちから考えることもできますが、誰も説明してくれず回覧もない状態だとなかなかどんなことなのかわかりにくいまま時が過ぎていました。

人が集まりにくい頃なので、集会は好まれませんが、計画が中止されないのにほったらかしにしておいては、住民としては不安しかありません。

人数が多くなり過ぎないように十分気を付けてチラホラと集まった会で、ようやく説明を受けた人もおられました。なるほど、そういうことかと納得された方もいたようです。これからこの地区でもじわじわずんずんと動いていきそうです。地域柄もありますので動き方やスピード感に違いはあります。とはいえ一人でも多くの方がなんとなくの不安な状態から脱して、みなで納得のいく未来を描き選んでいきたいものです。

建設計画地からはわりと離れているから日和見になりがちですが

・思っているより近いので健康被害は考慮する必要があること

・思う以上に巨大なので生活圏で見えること

・工事が始まってしまうと国道を行き交う車両により、上流よりもむしろ影響が大きいこと(これはもっと下流の地区や松阪市内でも言えることです)

・災害の時は道も川も一様に影響があること。そしてこの計画は防災の観点を配慮していないことも。

・一般住民にとってのメリットが何も示されていないこと

上記のことなどは広く周知される必要があります。後になって「あの話、もっと遠いと思ってたわ。関係ないと思ってたわ」となる前に、立ち止まってきちんと受け止めて、自分で疑問を持つことが大事です。

事業者の説明を受けてみなければわからないという意見もまだあるようです。事業者の説明を受けてみて憤慨した他地域の声はまだ届いていないのか、事業者からのメリットをまだ期待されているのかどうなのかわかりませんが、長引かせたらいいことがあるわけでもありません。技術が発達して有力な小型基に取って代わるとか、風力発電の問題が次々起こって世論がガラッと変わるとかはあるかもしれませんが、建てられてからでは遅いですし、後から「やっぱりよくないと思ってた」なんて言うのは残念なかんじです。

早く気付いた人から動けばいいです。気付いたときからスイッチを入れたらいいです。温度差や考え方に多少のズレがあっても、継続力や拡散力に差があっても、できることはありますね。守たいものもきっとあります。

署名用紙が必要な方はお近くの呼びかけ人、または委員会のHPまで。電子署名も盛り上がってきています。

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