「わたしはだめだめだからさ」→「そんなことないよ」って言われたい
ネパールでのやり取りをふと思い出したので、共有したいなと思って書きます。
青年海外協力隊としてネパールで過ごしていた時のことです。
自分のやりたいような活動がうまくできていない気がしてもやもやしていました。学校巡回やってても、子供たちにうまく伝わってない気がしたり、配属先の市役所の人には私の想いが届いてない気がしたり、落ちこむ日もありました。
こんなときの私の悪い癖、誰かに励ましてもらいたい病。
「大丈夫だよ。十分頑張ってるよ」と言われたいがあまりに、それを言ってくれそうな優しそうな人に「わたしだめだめだからさ」って言う。
これをネパール人相手にやりました。
「わたし、だめだめだからさ」
そしたらネパール人の彼女は驚いて
「なんてこと!だれがそんなことをあなたに言ってきたの!?教えて!」
その剣幕に、本当に驚きました。
日本人だったらさ、察してくれます。そして言ってくれます。
「大丈夫だよ~」って。
しかし、察する文化がないここでは期待通りのリアクションはもらえなかった。
「自分でそう思うんだよって」返したところ(誰も実際わたしにそんなこと言ってくる人はいなかった)
「なんてこと!(2回目)いい?絶対そんなこと自分で言っちゃダメだからね!」って
今、思います。
ネパール人の彼女の言う通りだと。
勝手に悪い方向に考えて、それを否定してほしくて他人に求める。
なんて報われない言動。
自分自身で言ってあげればよかったんだな。
「大丈夫だよ。学校巡回やってるし、配属先の人とも仲良くなりたいって自分から話しかけるときもあるし、相手がどう受け取るかは相手次第なんだから。」って。
たぶんネパール人の彼女はこういうことは当たり前に自分でできているから私が欲しい言葉をくれなかったのだと思う。
ふと思い出したけど、これってめちゃめちゃ良い経験だったのでは?と思って、こうして筆をとったのであります。
自分の精神の未熟度をさらすスタイルでいきます。
しゃあないね。これがありのままの自分ってやつだから。