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交流会事業 牛木章太&江崎 愛|コミュニティで、変えるは世界!【職業図鑑No.018】

「経営者や個人事業主って、なんかあこがれる」
「高級車乗り回したり、ワーケーションで遊んでるイメージ」

一般的な経営者や個人事業主のイメージといえばこんなところでしょうか?華々しい生活をSNSにアップしている人も少なくありません。

しかし、実際には経営者には相談できる環境や人がいないのが現実。一国一城の主として、責任をもって毎日を過ごしています。


そんな経営者たちをつなげるのが交流会事業!今回は、他とは一味違った交流会事業を展開している牛木 章太うしき しょうたさん江崎 愛えざき あいさん夫婦をインタビューしました!

なぜ交流会事業をしようと思ったのか、2人が描く未来はどんなものなのか、熱く語っていただきます。

【インタビュー動画】

すべての始まりは「社長の熱い想い」

―― まずはお二人の簡単な自己紹介をお願いします。

牛木:はい!牛木章太と申します。株式会社カッコイイ大人で起業家コミュニティ運営と営業教育の事業をやっております。

江崎:株式会社カッコイイ大人取締役の江崎 愛です。言うことはほぼ変わらないんですけれども、表に立つ牛木よりもコミュニティで実施するイベントの企画や会員さんのフォローをしていることが多いです。

―― 起業家コミュニティ、まあ言い換えれば交流会事業だと思うんですけど、そもそもなぜ起業されたんでしょう?

牛木:そうですね、もう15年前くらいのことなんですけど、僕はバイクの整備士から起業したんです。営業教育の教材販売で起業しました。そのお客さんとか仲間を集めて飲み会やスクールをしたりですね。

よく「整備士の仕事がつらかったから(辞めたのか)?」と聞かれますが、これは違います。その時勤めていたバイクの整備会社の社長にあこがれたのがきっかけです。

―― 今では知らない人がいない会社ですよね?牛木さんがお勤めの時はまだ上場されていなかったんですね。

牛木:当時はテレビのCMも打ちまくっていて、上場目前でした。当時僕は入社数か月の新人だったんですが、そんな時に社長が店にやってきて熱い話をする機会がありました。

その時に社長がみんなにですね

俺たちは高学力じゃなくてもこれから上場するんだ。一生懸命頑張れば、誰にだってチャンスはあるんだぞ!居酒屋で愚痴を言うような、格好悪い大人になるな!夢に向かって挑戦するカッコイイ大人になれ!

と。

学校の先生とかはあまり好きな人ではなかったんですけど、その時の社長の話にめちゃくちゃ感銘を受けました。「いつかこんな熱くてかっこいい社長になりたい!」って思ったのが独立・起業した一番のきっかけです。

―― あこがれの人がいて、それに感化されて行動されるのがすごい……!ちなみにその社長とのお付き合いはあるんでしょうか?

牛木:当時の僕は会社でも末端の社員だったので、直接の関係はなかったんですよ。でも一昨年ぐらいに友人伝手にご縁がをいただいて直接お会いできました!

社長が経営されているバーで「あの時のお話で起業を志しました!」とお話したら、すごく喜んでもらえまして。奇跡の出会いですよね。

今も社長はいろんなところで公演されているそうなんですが、特に工業高校での公演は評判がいいそうです。工業高校の生徒って斜に構えて話を聞かないことが多いんですけど、社長が語るとみるみる目の色が変わっていく。

講演が終わるころには前向きになって「感動しました社長!」「俺も社長みたいになる!」という生徒も多いらしいです。

僕も社長に火をつけてもらったので、こういう夢を諦めかけている人たちに火をつけるのが役割なんだと思っています。「まさに俺がやりたいことだ!」って改めて感じた。そんな話を社長とさせてもらいました。

仕事と仕事ではなく、人と人がつながる

―― のちに自分に影響を与えてくれた人とつながるなんて激アツですね!じゃあ、やはり会員さんにも同じような奇跡の出会いを!という感じですか?

江崎:そうですね、弊社のコミュニティはほとんどが一人社長とか個人事業主とかなんですけど、ただ売り上げを上げたい・紹介が欲しいだけじゃないですね。

交流や牛木が主宰している勉強会での学びを通して人として成長したい方だけではなく、一生付き合えるような仲間が欲しい方にはすごくピッタリだと思います。

例えば「一緒にお仕事できた」とか「コミュニティを作った」とかっていうお話はよく聞くんですけど、よくある「協業関係になれるから」「業界の相性がいいから」じゃないところから事例が生まれてるのが弊社コミュニティの特徴です。

―― と言いますと?

江崎:弊社が大事にしているのはお仕事のつながりではなくて、同じ趣味・価値観でのつながりなんです。私自身が今まで多くの交流会やコミュニティに所属してきたんですけど、協業前提のご紹介だとご挨拶だけで、それ以来お話することもなければ覚えてない方も大勢います。

でも「この人、江崎さんと価値観合いそうです」って紹介していただいた方は、今でも結構お付き合いがあります。一緒に仕事をするってなっても、なんかすごい楽しいんですよ!

世界に一つだけの仕事ってなかなかないと思います。そんな中で、同じ価値観で仕事をできる人とは一生のお付き合いができるんじゃないかな?と気が付いて、こんな人に弊社の交流会をおすすめしています。事例もたくさんありますし、会員さんからも「本当にいい仲間に出会えた!」とうれしいお声もいただきました。

―― 価値観が同じ人との仕事は、たしかに楽しそうですね!

江崎:こういうお声をいただけるのが、私たちが交流会事業をやってきてよかったとやりがいを感じる瞬間です。今までなかなかいい出会いに恵まれなかったり、お仕事にならなかったりした人から「いい人に出会えた!」と聞くと、とてもやりがいを感じます!

―― ちょっと疑問に思ったんですけど、どうやって会員さんからの声を聞いているんでしょうか?

江崎:弊社では、毎月1回、マンツーマンでコンサルティングをしています。そこで「紹介してほしい」とか「イベント集客ができない」とかの相談を受けて一緒にどうすればいいか考えるんです。

そうしたら1か月後のコンサルティングで「江崎さん、あれうまくいきました!ありがとうございます!」と言っていただけることもあります。中にはプレゼンを一緒に作った人から、発表が終わってからすぐにお礼を言ってもらえることもありました。

ゴールは日本を変えること

―― 御社の交流会事業はどんな人におすすめなんでしょう?ここ数年で交流会の数が増えた気がしますが……。

牛木:弊社の会員さんは起業家や経営者、個人事業主と営業マンが少しいるという感じなんですけども、全員が本気で挑戦して成功するような仕組みを作っていきたいなと思っています。

弊社の理念が「本気でやれば、誰でも人生は変えられる」というもので、それを掲げてコミュニティと教育事業をやっているんですね。

バイクの整備士で人と話すことが苦手だった自分が、今では全国の商工会議所やセミナーで話させてもらう機会が増えました。だから実体験として、誰でも人生は変えられると信じています!

―― 実体験に基づく理念は強いですね。

企業姿勢も同じだと思います。利益か人かどちらかを大事にして、もう片方は置いてけぼりって感じの企業は少なくありません。

うちの交流会は具体的なビジネスとか売上アップの方法だけではなくて、あり方も重要にしているんですね。あり方とか人間力がなければビジネスとして成り立たないし、人の役に立つための志をもって仕事をしたほうがカッコイイ。

じゃあ具体的にどうやって両立するのかっていうやり方を融合させる形で会員の皆さんを応援したいと思っています。

例えば1・2回失敗しただけで諦めちゃったりする人が多いのですが、もう2・3年くらいはあきらめずに頑張ってほしいと思っていますし、それくらいできるのが「本気」じゃないかな、と思います。

―― お話を聞いてると、牛木さんが学校の先生みたいに見えてきました(笑)

牛木:そうですね、セミナーや仕事の関係で先生って呼ばれることはあるんですけど、僕は逆に先生ではありたくないなと……。学生時代に先生に反発していたっていうのもあるんですけど(笑)、なにか上から教えるっていうのが好きではないんです。

なんか隣でサポートするって感じでしょうか。一緒に頑張ろうぜ、伴走するから一緒にやろう、ってなるイメージです。

―― そんな御社の夢や将来像ってどんなイメージですか?

牛木:大きなことを言うと「日本を変える」なんですけど、その手前でいうと会員を5年で1,000人まで増やしたいです

去年、弊社の会員さんが一気に増えて100人以上になったんですが、辞めた方は3人しかいないんです。あとは今年から「支部展開」というのも初めまして、吉祥寺・大森・銀座、そして足立・池袋・六本木と増やしていくつもりをしています。

今は東京中心ですけど、今後は各地方で支部を展開して、5年で1,000人の会員数にしたいですね。ただ、数字だけ追いかけるのは意味がないことなので、会員さんひとりひとりが志をもってビジネスで成果を出していけば日本経済をよくできるのではないかなと考え、そのお手伝いを弊社でして日本を変えたいと考えています。

楽しくなければ仕事じゃない

―― まさに「カッコイイ大人」ですね。では最後に、お二人にとって仕事とは何でしょう?

牛木:仕事って、何か一般的には嫌なこととかあつらいものみたいなイメージがあると思うんですけど、僕は「そうじゃない」と思ってそこも変えたいんです。楽しみながら人の役に立つことが、僕は仕事だと思ってるんですね。

もちろん、つらいことも仕事の中にあるんですけれども、やっぱり楽しいことって大事だと思います。僕も自分で交流会やったりとか、飲み会やったりとか、起業家の相談を受けたりとかっていうのは全然ストレスじゃなくて楽しくやれてるんです。

何か困ってる人がいたりとかそういう人の役に立つことが仕事の一番の基本というか人だと思っていて……。なので、お仕事っていうのは人の役に立って、そして自分が楽しむことだと思いますね。

―― 今仕事が楽しいという気持ちがMAX100%だとしたら何%でしょう?

牛木:もうシンプル100%ですね。もちろん全部がうまくいってるわけではなくて、もっとこうすればよかったとかしたりとかっていうのはあるんですけれども、そっちに向けたらもうきりがないのです(笑)

逆に1000%、1万%とかって言うときりがなくなっちゃうので……。そういうのを含めて楽しめるかっていうのも含めて、この仕事の楽しさ・魅力かなっていうふうに思いまして100%でお伝えさせてもらいました。

―― 江崎さんのほうもうかがってもよろしいでしょうか?

江崎:私は短大卒業して就職氷河期のときに新卒で働いたんですね。なので「仕事っていうのはしなきゃいけない」とか「生活のために働かなきゃいけない」みたいなイメージがすごくあったんですね。

新卒で入った会社もすごいブラック企業でいかに上司の目を盗んでさぼるかとか、何か具合悪くなって会社休めればいいのになとかそんなことを考えていた時期もすごくあったんですけども(笑)

もうそれが「仕事だからしなきゃいけない」とかそういう義務とかではなくて、本当に仕事も遊びも同じように楽しめてできたらいいなっていうのを途中から思うようになってきて

当時はそんな時代だったので、結構セミリタイアしたいっていう人が私の周りは多かったですね。「40歳ぐらいで稼いでセミリタイアして後は悠々自適に」みたいな生活に憧れてた人がすごく多かったんです。

それ自体は素晴らしいことだと思うんですけど、私自身はセミリタイアしないで「もうずっと遊んでいるように仕事を楽しめる」仕事作りができるのかなってきたらいいなって思っていました。

―― それが今は実現できているんですね。

江崎:何か「仕事は義務」とか「つまらないやらなければいけない」ものではなくって自分から人の役に立ちたいな、そして自分も楽しいな、家族も幸せにできるなっていうようなものかなというふうに思ってます。

さっきの流れだと(仕事が楽しいと感じる気持ちが)100%って言わなきゃいけないような雰囲気なんですけど(笑)、私はちょっと性格上ですねあえて90%というふうにさせてもらいます。

―― 手厳しい(笑) 10%引いた理由は何でしょう?

江崎:なんかやりたいことがありすぎて、やらなきゃいけないこともありすぎてですね、それを余白に10%を残してワクワクしてるんです。

10%はネガティブな減点じゃなくて、これからやっていく空白の空白・伸びしろの部分ですね!

編集後記

もともと同じ研修会社で働いていて、そこで結婚・独立・起業された経緯を持つお二人。その熱い想いに呼応して、全国に多くの会員さんができたのもよくわかったインタビューとなりました!

新型コロナで一時は危機的な状況に立たされたともおっしゃっていた牛木さん・江崎さんご夫婦ですが、インタビューを通じてそんな逆境も「楽しまなければ仕事じゃない」という強い信念で乗り越えられたのだな、と実感できました。

全国に志をもって集客や営業ができる、でも仕事を楽しむ起業家や個人事業主が増えると、きっと日本は変わるのではないでしょうか?今からワクワクさせてもらえるような素敵なお話でした!

【番外編・現在会員の皆様へ】

牛木さん・江崎さんの会社「株式会社カッコイイ大人」の詳細はこちらからご確認いただけます。

株式会社カッコイイ大人様ホームページ

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