AIで映画を作ってみたので感想
タイトルの通りで、生成AIを組み合わせて映画を作ってみたのだった。
割と世の中には「AIだけでこんなに映像が作れる!」と、いかにも簡単そうに書いてる記事や書き込みが多いんだけど、割と大変だった。
自分にAIに対する知見が足りないからそう思ったのかもしれない。
凄い人ならもっとうまくやるかな。
と脳内のキルアが申しておりますが。
やり方とか、そういうのはネットに腐るほど転がっているので割愛するけど、メインで使用したのは
画像→ DALL·E(ダリ)3
映像→runway
効果音とか編集とかはそもそも自分でやった。
というか、映像を作ってて1番おもしろい部分はそこだと思うのでAIにやらせてたまるかという。
ダリで画像を生成するのが大変だった。
プロンプトをマスターしてたらそんな事ないのだろうけど、自分が想像したカットが出力されなかったり、そういうのがしょっちゅうあったり。
まあ、逆にめんどくさいプロンプトを使わなくとも、力技だが、ChatGPTだけで解決するというのがわかってよかった。
でもたまに、ドンピシャなものが生成されたりすると嬉しかったりした。
runwayで動画作るのも大変だった。
指定してないのに変な動きをとにかくしまくる。
仕方ないから編集で倍速したり、逆再生して帳尻を合わせてみたりした。
どのカットか探してみて欲しい。あなたが暇ならでいいが。
ただ、AIは文句を言わないので、「もう一回やらせて!」が容易だったのはよかった。何度でも挑戦できる。
納得いかなかったら納得いくまでやればいいだけの話なのだ。
物作りとはそういうものであると改めて実感したのだった。