あなたの人生悔いないですか?
死ぬ時に、自分の人生に満足して心の底から「ありがとう」と言って去って逝きたいと思いませんか。
私はまだ死んだことがないので、死ぬ直前のことなんて想像つかないけど、おそらく私のことだから死ぬという間際になって、あれもやっておけばよかった、これもやっておけばよかった、とアタフタしながら後1日時間があれば…なんて後悔するのだろうなあ。
子供の頃の夏休みが終わる最終日みたいに、徹夜しながら、「あと1日あれば宿題終わらせたのに」と思ってみたり、宿題が出来なかった言い訳を考えたり、「来年こそはもっと前もって宿題しよう」と固く誓ったり…
おそらく人生の終わりにも、これと同じことが繰り広げられると思われる。
まだ死にたくないよ…
なんで私だけ死ななきゃいけないの?
せめてあと1日だけ命がほしい
そして
次の人生ではもっと有意義な人生にするぞ
と思うのかもしれない。
では、充実した人生っていったいどういうことなのだろうか。
自分自身が満足できることを精一杯やること?
それでは、その自分自身が満足できるとはどういうことだろう。
自分自身、そう他でもない自分が満足できなければ意味がないのだ。
どれだけお金を持っていようとも、どれだけ仕事で実績をあげようとも、自分が満足できないなら意味がないのだ。
世の中、幸福論がたくさん出回っているし、正しい生き方を提唱する宗教も数えきれないほどある。
人生は複雑で難しいように思われているが、ほんとは至ってシンプルで簡単なのだと思う。
しかし
真実はひとつ
生まれたら死ぬ
そして
人間は孤独どという事実
生きていくのに、それほど多くのものはいらない
ただそれだけのことなんだ。
悔いのない人生を送りたいなら、子供の頃の夏休みのような生き方をしてはいけないということ。
「死ぬ」日がすぐそこにやってくることを肝に銘じて、今すぐ「死ぬ」準備に取り掛かることだ。
明日死んでもいいように段取りをしておくことだ。
身の回りの片付けから始め、大切な人にお礼を言い、お詫びしておかなけtればいけない人にはお詫びして、借金やら借りはさっさと返しておく。
そうしていくうちに、自分がこれだけは生きているうちにやっておきたいことが出てくるはず。
行っておきたいところや、会っておきたい人など思いついたことを、後回しせずに一つ一つ実現しておくこと。
やっていくうちにいろんなことがわかってくると思う。
後悔のない人生を送れるに違いないだろう。
まずは、「死ぬ」日が必ず現実にやってくることを自覚して。
そしてその日がきたらアタフタしないで潔く「ありがとう」と言ってかっこよく旅立とうではありませんか。