
YearCompassで2024年の自分をアウトプットしてみた
去年に引き続き、今年のわたしのキーワードは『アウトプット』だった。
”自分が思ったこと考えたことを言葉にする”
”なにかに迷ったときは、アウトプットになるほうを選ぶ”
そうやってこの1年を過ごしてきたつもりだけど、果たして何を成して何を得たんだろうか?それを評価したくなって、YearCompassをやってみることにした。
友人から教えてもらったのだけど、これ、年末総アウトプットとしても適役じゃないか。
わたしの今年のアウトプット産物たちを脇にそろえて、いざ。
・ダイアリー
・スケジュール帳
・note
・ブクログ
・旅のスクラップブック
・ジャーナル
過去について振り返る
1年ってあっという間だなあと、社会人になってからは特に強く感じていたけれど、自分の1年を振り返るのって、なかなか時間がかかる作業だった。「これって今年のことだったんだ」「へえーこんなことあったんだ」ということも出てきて、わりに1年って長いんだという気がしてくる。
反省すべきは、ダイアリーがスカスカだったこと。思い立ったその瞬間に書くほうがその熱で書けるし、忘れない。とういうことで、紙はやめて今後はiPhoneジャーナルに記すことにした。(もっといい感じのエクスポート機能があればすてきなんだけど‥)
スケジュール帳は、今年は紙のマンスリーにしてみたけど、これは良い選択だった。To Doがわかりやすくて計画立てやすいし、それ故かわかんないが、予定が埋まりやすい。
1年をさらっとおさらいしたところで、YearCompassに向かいあう。
YearCompassの質問はほとんどポジティブなものだった。答えているうちに、今年ひどいメンタルで過ごしたわたしでも「結構頑張ったのかも」と思わせてくれた。それに、自分がいかに周りの人たちに恵まれているか、助けてもらっているかを改めてひしひしと感じた。
いくつか、質問の言葉が違うだけで重複しているように感じる質問もあったが、そのおかげで自分が本当に重きを置いているものがなにかに気づくこともできた。もしかしたら、達成したことや成果が多岐にわたると、この質問に対してもひとつずつ違う答えをしっかりした重量で書けるのかもしれないな。
終盤に『手放す』という項目があった。これは言葉巧みだと思った。わたしは今年の自分の嫌だったところを書いたのだが、それだけでもう、こんな自分とも今年できれいさっぱりさよならだ!とポジティブに考えることができたし、不思議とそうできる気がした。この質問が”自分の直したいところは?”だったら、直さなければ‥みたいなマイナスなプレッシャーになっていただろう。YearCompassはハンガリー発祥だけど、ハンガリー語でもこういう意味合いの項目なのかな?素敵な言い回しだ。
来年について考える
こちらも、なかなか具体的な質問で攻めてくる。目標を明記するというよりは、来年の自分を想像してみよう、という感じ。難しい。わたしはこれが苦手。
自分の書いた答えを見返すと、内容こそ違うが前年の延長戦みたいだと思った。きっとこれ、未来にもっと具体的な夢や目標があれば、前年の振り返りを踏まえてさらにステップアップした答えが出てくるのかもしれない。もしくは、この1年の目標を余すことなくやり切ったなら。そう考えるとなんだか少し悔しい。
ただ、成せなかったなりにもいろいろチャレンジしたことは全く無駄ではなくって、来年の目標&To Doを設定するにあたって、より自分向きの精度の高いやり方を見つけられた気がしている。こういう分析をするためにも、自分の軌跡を残すのってやっぱ大事なんだ。
なにはともあれ、自分の歩幅で進んでいくしかない。
YearCompassを終えて
この年末総アウトプットは、思いのほかポジティブエネルギーになった。
自己肯定感が上がったとか、そういうんではない。書いて整理することですっきりした!のもあるだろうが、客観的に自分を分析して、自分を掘り下げてみることで、来年を有意義に過ごすための重大なヒントを得たような感覚。それも、自分が見つけたオリジナルヒントである。
来年を過ごしていく中で、エネルギーがなくなってしまうときだってくると思うけれど、YearCompassに記したことは、そんなときの自分へのメッセージにもなりうる。心を復活させる一助となってくれることに期待。
そしてまた来年の総括にYearCompassをしたときには、成長を感じられたらいいな。もちろんこれを書くために努力するのではないけれど、この質問たちに満足に答えることができるようになれば、人生を素敵なものにするための分析力と推進力がアップする気がする。
2025年のキーワードは『自分を感動させる』にしようかな。
来年をスタートするのが楽しみだ。