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読書記録:毎日があっけらかん。

ウルトラツンデレ80代の実母と、できるだけ上手くコミュニケーションしたい。
私は、心理士という仕事柄、高齢レディの特徴は理解しているつもりでいます。
けれど、仕事で会うクライエントさんとは違い、家族(しかも、母)とは、わかっていてもなかなかうまくやれないもの。

改めて、高齢レディとのコミュニケーションを見直したい。
そう思って読んだのが、こちらの本です。

書名:まいにちが、あっけらかん。
ー高齢になった母の気持ちと行動が納得できる心得帖
マンガ:なとみみわ
監 修:佐藤眞一



こちらの本の良いところは、
疲れていても読めるところ!

漫画家のなとみみわさんのゆるかわいいマンガと、
高齢者の専門家・佐藤眞一先生の解説で構成されている本書。

マンガは、見開きで高齢者の特有のエピソードを紹介。
次の見開きでは、佐藤先生がその行動の理由を分かりやすく解説してくれます。

頑固で融通がきかない、すぐにキレるなど、高齢者のトピックが4ページ完結で謎解きされているので、ストレスなく読み進めることができます。

なとみさんのふたりのお母さんは、
ゆるふわマイペースの義母 ばあさんと、
キリキリマイペースの実母 よしみさん。
どちらの行動も、高齢レディの母を持つ方には、あるある!と思わず言ってしまいそう。

<よしみさんの例>
カバンに入れた保険証のありかがわからなくなり、
探し回った挙句、
「みわ持ってるか?」
「持ってるわけないじゃん!」

これ、うちでもあるあるです。
同居していないにも関わらず、自分が置き忘れると、
母 :あなたに預けたでしょ?
自分:いや、預かるわけないじゃん
母 :また!そんなこと言って💢忘れてるの⁉️
自分:(いやいや、こっちのセリフだわ…)

たいていは、バックの底から探し物が出てきて、事なきを得ます。
当然、「勘違いだった、ごめんね」などはなく笑

こんな時には、
”母が安心しただけでよし”
と思うことにしています。

仕事、家事、育児、介護で疲れている時でも、気になったトピックだけを見て終われる、ありがたい本書。

この本は、
高齢レディのからだやこころを理解したい、
できるだけコミュニケーションのストレスを減らしたい、
というかたにおすすめです。

時間に追われる毎日でも、すき間時間を使って、少しずつでも読み進めることができますよ!

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