花咲爺さんがつくる「南沢あじさい山」が見頃です
東京都あきる野市は、住民自らが庭先や道路に美しい花を植えて、旅行客や通行人をもてなす素晴らしい地域文化が根付いています。
ここあきる野市の南沢地区にある「南沢あじさい山」は、「ちゅうさん」こと南沢忠一さんがご先祖様のお墓のある山に２株のあじさいを植えたことが始まり。
お参りに来た親戚が美しく咲くあじさいに喜ぶ姿を見て、次第に「人に喜んでもらう」ことがちゅうさんの喜びとなり、半世紀以上にわたってあじさいを植え続け、今では山一面約1万5千株のあじさいが咲き誇る東京随一のあじさいの名所になりました。
しかし、ちゅうさんも80歳後半に差し掛かり、あじさいの管理が一人では難しくなった頃、地域で地産地消のレストランなどを手掛ける「株式会社do-mo」の高水健さんがちゅさんの想いを引き継ぎ、一緒にあじさい山の管理をしたいと名乗り出ました。
今では、ちゅうさんの植樹計画に沿ってあじさいだけではなく、1年中お花が楽しめるお山にしようとたくさんのお花が植えられています。春の花桃も美しいので是非ご覧ください。
そして、今年はあじさい山が始まってから50周年！かつ、この7月はちゅうさんが90歳となる記念すべき年です。せっかくの大切な年にコロナウィルスでお客様少なくなっているとのことで心が痛みます。
いつもあじさい山の入り口で、笑顔で迎えてくれるちゅうさんに、お誕生日のお祝いの言葉をかけてみませんか？
南山あじさい山は現在見ごろ！7月12日まであじさい祭りが開催中です♪