振り切りたい欲。
予報は午後から晴れるとはいうものの、
レッスンに行けるのかどうか気になって
仕方ない。生徒たちにも体育大会の練習は
どっちに転んでも構わんけど、テニスなくなる
と1週間終われないと話をしてたくらい。
結局レッスンも行けたし、体育大会の
放課後練習も無事にやれた。
今日のスクールはストリングを新しくして
もらってたからその感触が気になってた。
正直そんながっつり何かが違うとまでは感じ
なかったけど、一球目からボールの食いつきが
良いと言うのか、求めてた感触でちょい気分が
上がった。あと、ここんところ全仏オープンの
試合見てて、とくに昨日のメドベージェフの
試合は初めて最初から最後まで見届けられたん
だけど、ああいうプロの試合見てて思ったのが
やっぱり振り切らんといかんと言うこと。
しかもなんか振り切ってる時の動きがめちゃ
くちゃカッコよく見えて、自分もそんな綺麗な
振り切りがしてみたいなぁて思ったわけ。
だから今日はいつも以上に振り切ることを
意識した。もちろんどっかで気が抜けて
ラケットが体に近くなることはちょこちょこ
あったけど、なんとなくだけど今日はそれでも
良い球を打てる頻度が高かった気がする。
日曜日の南橋本は天候的にもスケジュール的にも
参加できそうな気がするから2週間ぶりくらい?
だけど行こうと思う。
今朝は酷い雨だったわけだけど、こういう
時にうちの生徒たちはずぶ濡れで登校する
確率が高い。傘を持たない生徒が一定数
いるのと、これは仕方ないけど傘が壊れて
使い物にならなくなっちゃったって奴。
とにかく天気予報を見ない生徒が多くて、
曇り時々雨みたいな日なんかは職員室に
傘を借りに来る子が出てくるレベル。
職員室には忘れ物で持ち主不明な
傘を多少保管してて、それを貸して
あげたりはできるんだけど、そんなのに
甘えてたらいざ社会に出たとき自分で
雨から身を守ることはできないじゃん。
だから雨天時によく話に出すのは天気
予報を見ることや、時間に余裕を持って
登校するなどなど。今日は風が強かった
から傘が壊れてぬれてしまったっていうのは
多少仕方ないけど、ぬれるときの対策も
もっと一人ひとりが真剣に考えて行動
するべき。普通に考えて学校内で制服を
乾かす環境なんてどの学校に行ってもない
はず。自分なんか高校時代は学ラン着てた
けど、ずぶ濡れになった時なんてそのまま
制服着てた気がするなあ。ジャージに
着替えるとか、そんなことしてなかった
気がする。窓際にスラックスやスカートが
たくさんかかっている学校なんてあり得ない
でしょ?その辺やっぱりおかしいんだよね。
子どもたちにはぬれた服から水分を抜き取る
ためのタオルの準備もしといた方が良いと
伝えたけど、自分のクラスは毎日雑巾を
洗濯機で洗ってる関係で常に清潔な雑巾
しかない。だから最悪それを使ってぬれた
ものを拭いても良いとも言ったけど、やっぱり
一番は自分たちでいかに雨天時のストレスを
軽減するための取り組みが出来るか考えて
行動に移すことだと思う。まあ無理だろうけど。
天気予報を見ないのもそうだし、時計も
見ない。だから全体的にマイペースに過ごして
いる子が多い。高校生にもなれば腕時計くらい
身につけていて欲しいけど、殆ど腕が空っぽ
の生徒が多い。チャイム前着席もこっちが
声をかけていかないと改善できない状態が
続いているのは本当に考えもの。
時間を意識させるのであれば、やっぱり
腕時計を付けて、そこでこまめに時間を
確認するクセをつけていかないとだよなあ。
自分だけがそう感じていて他の職員も
同じように考えていたら何か対策が練れる
ような気がするけど、その辺期待できない
のが現実。
学校全体のお知らせをする月一のお手紙が
あるわけだけど、それを自分は3ヶ月に一回
作成担当になっている。そして来月号は
自分と同い年の職員が担当になっている
んだけど、その子が鑑文をある職員に
結構早い段階からお願いしてたんだけど、
締め切りを20日くらいに設定
していたにも関わらず、原稿が降りて
きたのが昨日のことだったと。呆れちゃう
けど、その上がってきた原稿を見てさらに
呆れちゃったのはその文章のつまらなさと
語調に統一感がないなんとも不自然な文章
であること。
ざっくり内容を言うと、とにかく自分で
思ったことをどんどん行動に起こそう的な
内容で、その人自身は献血に通っていて、
その通う理由としては採血が終わる度に
看護師さんとかから「ありがとう」と感謝
されることにやりがいを感じてるかららしい。
まあ、感謝の一言をもらえれば気分が良く
なる気持ちは分からんでもないけど、
逆に言うとそんなに感謝されたいのかって
いう思いと、日頃の仕事で評価に値しない
働きぶりなんだなっていう予測が立てられちゃう
その内容にその人の薄っぺらさを感じる。
放課後の体育大会の練習を終えた
あとは退学手続きをしに来たクラスの
生徒の対応をした。殆ど接点がないまま
お別れすることになるのはすごい残念
だけど、正直在籍を続けていくのは難しい
状態なのはよく分かったから寂しくはない。
それよりも、こっちがあっさり終わらせよう
としてるのに最後に確認に入ったある職員
が「もう気持ちは変わらないか」などと
退学届に記入を終えたあとにも関わらず
ほじくり返そうとするような質問を本人に
してるのを見て興ざめした。
やっぱり何かがズレてる。
在籍が一人減るけれど、おかげで他の
手の掛かる子たちに時間を費やせるように
なるからプラスに捉えていきたい。