平和であることが必ずしも良いわけではない。
今年のクラスはとくにこれといって
大きなストレスを抱えるようなことが
なくて自分自身穏やかな気持ちで子ども
たちと接している時間が長いと思ってる。
それはすごくありがたい話なんだけど、
これまで過去4年間、決して平和とは
言い切れなくて何かしら問題を抱えている
ようなクラスに慣れてきた自分としては
HRで注意をしたりするきっかけがないのは
話のネタをいろいろ考えていく必要があって
なかなか苦なわけ。何かしら問題があって、
それに対する注意とかばかりのHRは嫌
だけど、かといってほぼほぼ自分がフリーで
喋るような時間になるのも苦痛。程よく
子どもらに話を振ってとかもあるんだろう
けど、そういう展開を計画を立ててやろうと
思うとわざとらしくしかならない。
結局さ、クラスが平和だったら何でも良い
ってわけでもないってことだし、ないもの
ねだりって奴なのかな。
今日の放課後は緘黙の生徒のために時間を
費やした。やったことは主に二つ。
まずはある教科で出されたレポート課題の
手伝い。自分の意見を書いたりすることが
全く出来ないから、こっちが助言しながら
簡単なコメントを全項目に書かせることが
できた。んでその本人に助言していく中で
意思表示カードも上手い具合に使わせる
ことができたのは良かった。あと、今後
修学旅行に参加するとなった時に、
空港集合ができるかどうかが心配な
わけであって、とくにもし万が一迷子に
なった時にメッセージのやりとりが出来る
かが結構重大な問題だった。
毎日簡単なやりとりはしているとはいえ、
そういう実践の場でのやりとりにまで
至っていなかったことに気づいたから
今日の帰り際、本人が電車に乗る
ざっくりとした時間を聞いた上でその
タイミングで「いまどこにいるか」と
メッセージを送ることにした。そして
本人にはそれに対する返信を求めた
わけだけど、これもひとまず成功。
なかなか良い波に乗れてる気がする。
とはいえあまり勢いよく何から何まで
というわけにもいかないから調整は必要。
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