![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/111610374/rectangle_large_type_2_e6a3c40fd94d1cdfbaae97f6e96de088.png?width=1200)
真珠婚夫婦のタイ旅行~サメット島までもうすぐ~
寒い。タイの電車は寒い。
曇り空に薄く日が差し込む朝6時。
割に人が乗っている。
空港駅の駅員さんは直ぐに声をかけてくれて、エカマイ駅までの乗り換えを流暢な英語で説明してくれる。
しかも笑顔で。
おかげで順調にエカマイ東ターミナルまでたどり着いた。
20年振りのタイ。ほんとにオシャレなカフェやスタンドカフェが増えて驚く。
氷と飲み物の入ったビニール袋をブラブラ持ちながら歩いていたあの頃。
日本と変わらないプラスチックカップの今ではそんなビニール袋からストローで飲んでいたのも懐かしい。
飲み物の大きさ日本のより大きいのが来ますのでご注意くださいませ。
エカマイ東ターミナルは駅からも近い。チケット売り場は各社争奪戦なのか皆さん行き先を叫んで手招きをする。
1番早い8時30分発の港行きのミニバスを予約して、夫が「キンカーウ!(ご飯食べてくる!)」と言うとチケット売り場が笑いに包まれ笑顔で手を振ってくれた。
奥にずっと港やパタヤなどのバスが並び、お菓子、飲み物、ちょっとした薬など売る売店や食堂、カフェとたくさんのベンチがあり座るところは沢山ある。
まずはやっとタイ1食目。
お米の麺のセンレクナーム。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/111612694/picture_pc_9e1b7c2227fa66e828f42027e46753f5.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/111612693/picture_pc_e7207fe68d828a1b43e584a3a6fdd0d8.jpg?width=1200)
ひと口すすると
~あー、これこれ!これがたべたかったんだよ~
今は日本でも身近にタイ料理が食べられる。
でもタイの街の匂い、体にまとわりつく気温、タイ語の音階。
その中で食べる屋台料理は格別。
電車の寒さと気温の蒸し暑さでおかしくなった体温がじょじょに整うような気持ちだ。
食べ終わりベンチでボーッとしていると夫がカフェに誘う。
このターミナルのローカル感からするとポツンとオシャレカフェがある。
クーラーの効いた店内でまたもやミディアムにしては大きなサイズのホットコーヒーを飲み、ミニバスに乗り込む。
港まで3時間半。乗り込んで5分ねむってしまって記憶なし。
あとから聞いたらやはりこちらの運転手らしくブンブンに飛ばしていたそう。
途中トイレ休憩に止まったパーキングエリアにまたびっくり。
昔は屋台や食堂が並びおばあちゃんや子供が店の中で居眠りをし、木陰に犬や猫がいて入るのにためらうようなトイレだった。
今やカフェはもちろんローカルフードもやたら綺麗でカラフルな店構え。
そこから起きて車窓を見ていると
昔ながらの道端におばちゃんが質素な屋台でフルーツなどを売っていれば
突然ガラス張りの花いっぱいのカフェが現れたり。
結構田舎の方で昔のなんにもないイメージが無くなって、タイはどこを切り取ってもフォトジェニックだなぁと感じた。
バスが港に着いた。
目の前に船がたくさん泊まっている。
サメット島まであと本当にもう少し。