【視力0.04→1.5】ICL手術体験記【一年経過】
ICL手術を受けてから一年が経過しました。
ということで、ICL手術について気になっている方向けに手術前〜手術〜1年後の現在までを振り返ってみます👀
そもそもICL手術って何?
ICLは目の中にコンタクトを入れて視力矯正をする手術です。
レーシックの約2倍の値段がかかり高額ですが、私は以下の理由でレーシックではなくICL手術を受けることを選択しました。
東京でレーシック・ICLをするなら病院の選択肢は2つ
やや特殊な環境ではありますが、私の場合は周りにレーシックとICLの経験者がかなり多かったので事前の情報収集が沢山できました。
都内でレーシックまたはICLをするなら、病院の選択肢は主に2つ、
「先進会東京」か、「品川近視クリニック」です。
・先進会東京
「先進会東京」は西新宿にあります。有名なLOVEのモニュメントがある場所のビルにあります。
・品川近視クリニック
一方の「品川近視クリニック」は品川と記載がありますが、有楽町にあるクリニックです。
どちらもレーシック、ICL手術共に実績がかなり多いクリニックになります。
値段で言えばレーシック、ICL共に「先進会東京」の方が「品川近視クリニック」よりもやや高いかと思います。(そこまで大きな差はないですが)
私は両方のクリニックのレーシック、ICL施術経験者に話を聞いた上で、「先進会東京」に行くことに決めました。
理由は「先進会東京」がある新宿の方が当時住んでいた家からのアクセスがよかったことと、
「品川近視クリニック」でレーシックを受けた方の話を聞くと、やや先生からの説明が雑な印象を受けたり、あとはここでレーシック施術をした方で片目が1週間近く真っ赤になっていたのを直で見たので(今は問題なく目が治り、視力もしっかり見えているようです)、そういう話が無く丁寧なイメージを受けた先進会に行くことに決めました。
語弊が出ないように言うと、もちろん品川近視クリニックで何も問題なくレーシックやICL手術をした方の話も聞きました!
品川近視クリニックは、レーシックの場合は来院したその日に施術ができるものもあるようなので、あまり時間がない人にとっては良いかもしれないです。
(ただ、私自身の身体のことなので時間やお金をかけてもちゃんと丁寧で良い施術をして欲しいという考えで先進会を選びました)
これは私が聞いた数人からの体験談のみなので、Iその人自身の体質等でも大きく状況は変化するかと思います。
ICL手術を受けるまで
適応検査
まずICL手術を受けたいと思ってから最初にすることとして、自分の目がICLに適応しているか確認するための適応検査を受ける必要があります。
具体的には、ICL手術では虹彩と水晶体の間にレンズを挿入する必要があるのですが、このレンズを挿入するための充分なスペースがあるかを検査します。
適応検査によって、自分がICLを受けられるのか否かが分かります。(検査の結果、レーシックを勧められる方もいます)
所要時間は2時間程度で、目に関する様々な検査をしていきます。途中で瞳孔を開く目薬も指したりするので、かなり詳細の検査でした。
ちなみに私が行った先進会では、この適応検査+診察自体は無料でした。
適応検査が終わった後、私は診察にて医師からICLの適応であることが確認できたので、その後個室でのカウンセリングに入りました。
ちなみに私は当時視力が両目共に0.04で、乱視もややあったのですが、乱視がそこまで強くはないため乱視用のレンズにはしなくて良いだろうという判断になりました。
カウンセリングでは、費用の説明がありました。
私は紹介で行ったので2万円割引でしたが、それでも60万近くにはなりました。
(今だとまた価格もやや上がっていそうですね)
次に、2回目の追加検査を行うための予約もここでしました。レンズの度数を決めるための検査は、適応検査とは別日での予約が必要になります。
私は早く検査をしたかったので、たまたま空いていた次の日を予約しました。笑
追加検査
2回目の検査では、ICLで入れるレンズの度数を決めていきます。適応検査の時ほど時間はそこまでかかりません。
私は検査の結果、1.5になる度数のレンズにすることにしました。ここでいよいよ手術日も本格的に決定します。そわそわ。
いよいよ手術日を決めてから、私は以下の準備をしていきました。
手術3日前
手術3日前からコンタクトの装着が禁止になります。
さらに、3日前からは検査時にもらっていた一日4回、3種類の目薬の点眼(朝昼夕夜)が必須になります。
これが中々回数多い。
手術当日
ついに手術日!
ドキドキしながら先進会に行きました。
着いてからあっという間に目薬の点眼→診察→手術前の部屋に通されます。
ここで1時間くらいずっと間隔をあけて目薬を刺されて待機を繰り返します。(待ち時間長いけどスマホ触ったりも何もできないので途中寝そうになった)
やっとオペ室に入ると、数人の医師による素早い手術で右目→左手と流れるような施術でさすがでした。おそらく手術の所要時間は10分前後。素早く的確な施術でさすがプロだと思いました。
ちなみに麻酔はかかっているものの意識はあるので、右目の手術が終わった後に、これと同じことを左目もするのかとは思いました。笑
施術後は目に若干の圧迫感と目薬での瞳孔拡大による視界のぼやけはあるものの、痛みはほぼありませんでした。
ただ、帰りは視界がぼやけている&目の保護のための(クソダサい)保護メガネを着用して帰る必要があるので、もし1人で施術するならタクシーを呼ぶか、近くのホテルを取っておいた方が賢明です!!
私は家になんとか帰ってそのまま爆睡しました。
手術翌日
目をあけると、メガネをかけなくても視界がクリアに見えることに感動しました。これだけでも手術をしてよかったなと思えました。
ただ、翌日は光の周りに輪っかが見えるハロー現象がこの時かなりあり、洗面台などの光がある場所は特に気になりました。(この症状は数ヶ月後にはほぼ気にならなくなりました)
ちなみに手術翌日も先進会に行って診察を行いました。目の状態も良好とのことで安心。
その後しばらくは、3種類の目薬を1日4回(朝昼夕夜)、それぞれ5分おきに指す必要があってこれがかなり面倒でした。
また保護メガネがかなりダサいのとすぐ曇るので、外に出るのが嫌になり極力引きこもってました。笑
けど基本的に体調はずっと元気で、もりもりご飯たべたり3日後には普通に一日中仕事(在宅)したりしていました。
ICL手術をしてから一年後の私
ICLを終えてから一年が経過した今の自分の心境について書いて見ます。
・めっっちゃ楽
手術失敗したらという不安や、「眼科の先生はメガネをかけてる人が多いからレーシックやICLは怪しい」という謎の説、単純に手術費用が高いこと等の手術を決意するまでの心配事は沢山ありました。
が、実際に手術をしてみて10000%よかったです!
朝起きてメガネをせずに視界が綺麗に広がることへの感動、
冬の日に外に出たり電車に乗るたびに曇るメガネを拭く作業が無くなる、
コンタクトや洗浄液が無くなるのを気にしなくて良くなる、
メガネが壊れた時や寝てるまま地震がきた時等への心配が無くなる、
これだけでQuality of Life爆上がりです。
・カラコンを使わなくなった
今まで基本的には通常のソフトコンタクト、たまに出かける時にはカラコンを使っていたので、ICL手術をしても自分にはカラコンが必須だと思っていました。そのためわざわざ度無しのカラコンまで事前に買っていたのですが…
手術をしてからカラコンを一切使っていません。
というかコンタクトを入れる作業が面倒臭い。
今までの私は、コンタクトをして外に出ることが必須の作業だったからこそ、カラコンも付けていたんだなと思いました。
・自動車免許の視力の条件解除を忘れずに
免許を持っている方・運転をする方は、手術後に眼鏡等条件解除申請を忘れずに!
視力検査→条件解除までの所要時間は混み具合にもよりますが、私の場合は比較的すぐ終わりました。
・ハロー現象気にならなくなった
前述の通り、手術直後には気になっていたハロー現象ですが、3ヶ月くらい経った後は症状がかなり収まりほぼ気にならなくなりました。
・視力が下がることもある
良いことばかりじゃなく、
実はですね…今年の健康診断で1.5が1.0になっていました。
日々パソコン見る仕事とはいえ、さすがに60万かけて手術したのにまた視力が下がるのは本当にまずい…!!!
てことで最近はパソコン見る時だけ度無しのブルーライトカットメガネ使ってます。
目の中にレンズ入れたとしても生活習慣変えずに元の目が悪くなったらどうしようもないので、目が例え手術で良くなったとしても健康管理は必要です!(自戒)
おわりに
色々と記載はしたものの、すごく私は大金使ってもICL手術をやってよかったと思います。
今でも眼鏡やコンタクトなしで外に歩けるだけで、すごーく楽です。
ぜひ皆様も良い視力ライフを!!✨