うちにあるもので、かんたん帽子をつくろう!
今年のハロウィンは、2日前まで消防士になるって言ってピコロくん。せっかく手作り帽子をして用意しておいたのに、もちろん心変わり。前日になって急に警察官がいいと言い出しました。ハロウィンの日、アメリカの学校では大抵みんなコスチュームを着てきます。一人だけ着ないのもかわいそうかなと思い、当日の朝、急いで警察官の帽子を作りました。前夜の布団の中でのイメトレが功を奏し(笑)、20分で完了!好評だったので、作り方をこちらに載せておきます。来年のハロウィンでも、子どもと一緒の工作にでも、楽しんでやってみてください。思ってるよりかんたんです。
基本のアイデア
1:家にあるものを使う。
2:見栄えはこの際気にしない。
3:最後に紙でカバーするので、とにかく形にだけ集中する。
警察官の帽子作りに使ったもの
ハサミ
スティックのり
ホチキス
両面テープ
3M透明梱包テープ
※セロハンテープは強度が弱いので使いませんでした。
Amazonの黄色のプチプチ封筒
発泡スチロールの丸皿(プラスチック皿でも紙皿でもなんでもOK)
エンブレム用の銀紙(折り紙)
ひも(必要あれば)
ティシューペーパー(アメリカのラッピング用紙)またはお花紙
作り方
1: 先ずはググる。
イメージ検索をして、形をどうしたいのか、イメージを膨らませる。これ、意外と大事です。
2: 土台を作る。
お皿の真ん中を丸く切り取る。これが全てのパーツをまとめる土台となります。そして、残ったプラ皿の部分でつば(画像グレーの部分)を作る。できたら梱包テープやホチキスでくっつける。
3: 帽子の側面部分を作る。
プチプチ封筒を細長く切る。適当に上部に切れ目を入れて、丸めた時に上をすぼめる余裕を作る。
4: 頭の形に合わせる。
子どもの頭に合わせてアマゾン袋の切れ目を適当に貼り合わせる。直径が小さすぎたら小さいパーツを切って継ぎ足す。
5: 全パーツをテープで貼り合わせる。
これまでのパーツ3つをテープなどでくっつける。サイズ感が気になる時は太めのあご紐もつける。ピコロくんは暴れるので、あご紐をつけました。
6: トップの部分を作る。
プラスチック皿を適当に切り帽子のトップに貼る。歪んでも気にせず、切って貼ってを繰り返し、とにかく形になることに注力する。見栄えは気にしない。
7: 最後の継ぎ足し。本物っぽく見えるかどうかはここがコツ!
全面が前に突き出るようにおでこ部分にアマゾン袋を継ぎ足す。好みで全方位に継ぎ足しても良い。今回わたしは時間がなかったので、前だけ足しました。これで形は完成!
実物はこんな感じです。この後全部を黒い紙でカバーしてしまうので、ステッカーやバーコードなどもそのまま構わず残しています。
8: アラ隠し。黒い紙で覆う。
薄めの黒い紙で全部を覆う。その際、初めは両面テープを本体に貼り、上からガンガンくっつけていく。細かいところはスティックのりで補強。紙は、アメリカでいうところのティシューペーパー。日本でいうとお花紙です。これだと裏面も同じ色なので、ハサミで切らず、手でビリビリ破いても切れ目が気になりません。最後は全部黒になるので、見栄えは気にせず、どんどん貼り付けましょう。
ティシューペーパー、US Amazonだとこんな感じ↓
お花紙、日本アマゾンだとこんな感じ↓
9: 仕上げ
エンブレムを作って、前面に糊で貼り付けて終了。
なんども言いますが、コツは、見栄えを気にしないこと!見てください。実は裏側はこんなにめちゃくちゃ。
こんなんでも、ピコロくんなんて、黒い紙で覆う前から、すでに嬉しくて、勝手にかぶってポーズをつけ始めました。子どもは見栄えは気にしません。イマジネーションという便利な魔法をかけて親子で楽しみましょう!
ちなみに事前に作っておきながら出番のなかった消防士の帽子の裏側はこんな感じ。こちらは丸い帽子だったので、アメリカのスーパーTrader Joe'sの紙袋を継ぎはぎして作りました。こっちの方がバランスが難しく時間がかかりました。
手作り帽子、本当に作った方がいたら、ぜひわたしに見せてください。他にもいろんな帽子作ってみるといいと思います。シェフ、工事の人、魔女、お寿司屋さん、看護師さん。帽子かぶるだけでその気になれる世界ってステキ!
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