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スパルタ教育で東大・医学部に子供を無理やり送り込む!西日本の名門「管理教育型」中高一貫校リスト…交際禁止、寮生活で東大行きまくる

(オリジナル記事はみんかぶマガジンで2024年2月20日に配信したものです)

 西日本には、「受験少年院」「受験監獄」などと揶揄されるような、管理型の教育を展開する多くの名門中高一貫校が存在する。

 こうした西日本の「受験監獄」は、その入学難易度と比較すると驚くほど高い進学実績を残している。

 3月4日には初の著書『中学受験 子どもの人生を本気で考えた受験校選び戦略』(KADOKAWA)も出版予定のじゅそうけん氏が、西日本にあるおすすめのスパルタ中高一貫校を紹介する。東京編、神奈川、千葉、埼玉編とあわせた全3回の3回目。


なぜ西日本に「受験監獄」が多いのか

 大企業が少ない西日本はとりわけ医学部志向が強く、どうしても医学部に我が子を入れたい教育熱心な家庭と学校側が共犯関係となり、スパルタ系進学校が成立する。

 中高一貫校であれば当然高校受験もない。年頃の子どもたちに完全に自由な環境が与えられると、どうしても中弛みしてしまいがちだ。そのため、学校側が熱心にお尻を叩いてくれることで、なんとか学力を堅持できるという側面もあることだろう。

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