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港区の鬼教育ママ・パパ御用達の“謎の塾”一覧…「住むべきはピンポイントで八芳園の真向かい」「文京区が正解ではない」最高の教育環境6条件

 首都圏の中学受験熱はいまだに高まり続けている。中学受験塾大手・日能研の集計によると、2024年度首都圏の中学受験者数は対前年度900人減の6万5600人と9年ぶりに減少した一方で、中学受験率は22.7%で、過去最高を記録した2023年入試をさらに0.1%上回ったという。まさに今、ピークを迎えていると言って良い。

 それとともに、首都圏、特に東京に住むファミリー世帯にとって、子供の教育環境という要素は、住まい選びにおいて決定的な重要性を帯びてきているのだ。

 人気報道番組『ABEMA Prime』にて、2ch創設者のひろゆき氏と激論を交わしたこともある、教育投資ジャーナリストの戦記氏は「今、都心のファミリー世帯の中には、あえて優れた中学受験塾から近いところに住む選択肢を取るご家庭も多くなってきています」と語るーー。みんかぶプレミアム特集「タワマン・戸建て 購入術」第2回。


ひろゆきとアベプラでバトルしたこともある有名教育パパ

 教育投資ジャーナリストの戦記(@SenkiWork)と申します。僕が今年2024年1月にABEMA PRIMEの生放送に出演して「ひろゆき」さんと戦ったことが契機となり、みんかぶさんから再び寄稿を依頼頂きました。

 簡単に僕の自己紹介をさせて頂きます。僕は早稲田大学法学部から新卒で三井物産株式会社に入社し、社費派遣でのUC Berkeley MBA留学を経て、2018年からは経営者キャリアを歩んでいます。その傍らで、2016年に当時小1娘の教育投資ブログをアメブロにて開始し、100万PV/月に到達する知名度を獲得したので、2020年に独立(https://senkiwork.com/)。2022年にX(旧Twitter)にて「@SenkiWork」のアカウントを開始し、現在は教育投資ジャーナリストとして活動しています。

 娘が経験してきた教育環境ですが、以下の通りです。未就学児時代は、共働きであることから港区の認可保育園。小学校は、日本最古の小学校を源流に持ち、校庭から東京タワーが良く見える港区立小学校。塾歴としては、小学生時代に、公文→RISU算数→四谷大塚マンスリー講座(上位1%向け)→サピックスα1→SPICAジュニア算数オリンピックファイナリスト特訓→フォトン算数クラブなどを経験。中学受験の進学先は、都内の女子中高一貫校(鉄緑会指定校)で、現在中2。中学生時代には、公文最終教材O200到達(数学と英語)→鉄緑会レギュラーコース→中2での英検準一級合格などを経験しています。

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